2025年3月9日
朝日新聞俳壇、歌壇等からの印象句、印象歌の報告、第598回です。
今回は、ウクライナ詠1つ、その他はすべて反トランプ詠であり、ウクライナ詠も反トランプ詠と考えられるものです。
反トランプの大合唱です。
【俳句】
ゼレンスキー・泣くな故国の・山笑ふ (松山市 河村俊作)(長谷川櫂選)
(ウクライナ詠)
トランプの・やる事なす事・斑雪(はだれゆき)
(豊前市 三原逸郎)(長谷川櫂選)
(反トランプ詠)
トランプの・毒の強さに・句が詠めぬ (東予市 成田三輝)
(反トランプ詠)
【短歌】
そのうちに・地球をアメリカ・星と呼べと・言い出しそうな・彼(か)の大統領
(三重県 藤井恵子)(高野公彦選)
(反トランプ詠)
トランプが・署名するたび・世界中が・ばらばらになり・さうな気がする
(岩国市 木村桂子)(永田和宏選)
(反トランプ詠)
堪忍が・ならぬぞトランプ・わら人形・銀髪つけて・USA(うさ)ばらしせむ
(静岡市 西田譲二)
(反トランプ詠)
顳顬(こめかみ)に・痙攣が来る・命惜し・トランプ出れば・テレビはオフに
(練馬区 笹田三里)
(反トランプ詠)
トランプを・この世に残して・旅立てぬ・老翁ひとり・ピストル磨く
(秋田市 田端一昭)
(反トランプ詠)