2025年2月25日

                     

 正面からの回答があるとは期待せず、どのように「かわしてくるか」をみようと質問を投げかけたところ、意外とまともな、たっぷりトランプ批判が盛り込まれた回答が返ってきました。

 オープンAIの最高経営責任者アルトマン氏のトランプ大統領、イーロン・マスクに対する態度の反映があるのかどうかは判断しがたいところです。

 

【質問】トランプ米大統領の言動ぶりについて一般的な精神科医の所見はどのようなものですか?

【答】ChatGPT:

トランプ元米大統領の言動に関する精神科医の所見については、さまざまな意見が存在します。ただし、アメリカ精神医学会(APA)の「ゴールドウォーター・ルール」により、多くの精神科医は公の場で特定の人物について診断を下すことを避けています。

 

一般的な精神科医の見解(公の議論の範囲内)

  1. 自己愛的傾向
    一部の精神科医や心理学者は、トランプ氏の言動に**自己愛性パーソナリティ障害(NPD, Narcissistic Personality Disorder)**の特徴が見られると指摘しています。例えば、誇張した自己評価、賞賛への過度な欲求、共感の欠如などが挙げられます。
  2. 衝動的・攻撃的な言動
    ツイッターを通じた直接的な批判、敵対者への攻撃的発言、事実に基づかない主張の繰り返しなどは、衝動性の高さや感情コントロールの難しさを示していると解釈されることがあります。
  3. 陰謀論や現実否認の傾向
    2020年米大統領選挙の結果を巡る「選挙不正」主張など、トランプ氏が主張した内容の中には根拠が薄い陰謀論とされるものが含まれていました。精神科医の一部は、これを「認知の歪み」や「妄想的傾向」と関連づけることもあります。
  4. カリスマ性と支持者への影響力
    トランプ氏のスピーチには扇動的要素が含まれており、一部の精神科医や心理学者は、彼の支持者との関係を「カルト的な忠誠心」に例えることもあります。

 

専門家の慎重な立場

多くの精神科医は、遠隔での診断は非倫理的であるとし、特定の精神疾患を断定することは避けています。ただし、トランプ氏の行動パターンに対する心理学的分析を試みる研究や書籍(例: 『危険なケース・オブ・ドナルド・トランプ』)は存在します。

最終的に、トランプ氏の行動が精神医学的な診断に値するかどうかについては、専門家の間でも意見が分かれる部分が多く、政治的な視点とも絡んで議論されることが多いテーマです。