2024年9月21日

 

 前回の続きです。

 なかなか妙趣(おつ)なものもあり、使えれば使ってみたいものです。

 素人の背伸びは恥をかくのがせいぜいですが。

 

(「暴君」から)

打捨つて置け‐‐‐うっちゃっておけ

 

(「色男」から)

見惚れて‐‐‐みとれて

蕭条と‐‐‐しんみりと

 

(「風邪ごゝち」から)

消魂しい‐‐‐けたたましい

沈着いた‐‐‐おちついた

腹癒‐‐‐はらいせ

実際のところ‐‐‐まったくのところ

嫣然して‐‐‐にっこりして

点滴‐‐‐あまだれ

 

(「名花」)から)

放蕩、放蕩者‐‐‐どうらく、どうらくもの

強請る‐‐‐ねだる

を機会に‐‐‐をしおに

 

(「松葉巴」から)

継続‐‐‐とぎれとぎれ

 

(「短夜」から)

復讐‐‐‐しかえし

睡眠んでゐる‐‐‐まどろんでいる

 

(「昼すぎ」から)

寂びた‐‐‐さびた

脆弱い‐‐‐やにっこい

憔悴‐‐‐おとろえ

情なさ‐‐‐つれなさ

 

(「「味」は調和」から)

猶且‐‐‐やっぱり