2024年6月30日

 

 朝日新聞俳壇、歌壇等からの印象句、印象歌の報告、第563回です。

 ウクライナ詠・パレスティナ詠が歌壇に1首、俳壇に1句ありました。後ろに掲げます。

 

 

【俳句】

 

 

人生の・最後の趣味や・草むしり (日進市 松山眞)(小林貴子選)

 

 

(かなり遊べる。)

 

 

いつぽんの・産毛のごとし・子かまきり (日立市 川越文鳥)(高山れおな選)

 

 

(よくぞ生きていると感心。)

 

 

オータニと・シブコで梅雨も・なんのその (酒田市 佐田五郎)

 

 

(ふたりが活躍すれば日本全体、鬱陶しさなど吹っ飛ぶ。)

 

 

特高を・使おうとする・梅雨最中(さなか) (東京都板橋区 田崎順三)

 

 

(戦前ではなく、令和の時代のこととして詠まれている。) 

       

 

陰謀に・加担のご褒美・さくらんぼ (寝屋川市 原田一総)

 

 

(政策活動費の使途の例。かくて岸田は退任?黒と赤のアンサンブル。)

 

 

かき氷・突(つつ)く平和の・国の子よ (東村山市 高橋喜和)(高山れおな選)

 

 

(ウクライナ・パレスティナ詠。)

 

 

【短歌】

 

 

「メンタルで・打つのではない・技術で打つ」・笑みて応える・大谷選手 

                   (町田市 高梨守道)(高野公彦選)

 

 

(いい加減な、あと付けスポーツ解説者にパンチ。)

 

 

ルビーより・サファイアよりも・胸おどる・新調の鎌・もって畑へ

                   (新潟市 太田千鶴子)(高野公彦選)

 

 

(刀剣女子、試し斬りする侍のこころと通ずるものか?)

 

 

感情に・欠け虚ろなる・元総理の・陰湿の眼に・若手おののく

                        (寝屋川市 原田一総)

 

 

(岸田つぶしを始めた菅元総理、非知性、権力、支配、弾圧、パージ、陰謀を感じさせる人、怖いですね。)

 

 

砲弾を・込めて背を向け・耳塞ぐ・幾度も兵士は・そを繰り返す 

                   (岐阜県 日比野和美)永田和宏選)

 

 

(ウクライナ詠。)