2023年5月10日

 

 婚外子出生比率についてChatGPTとやりとりしました。

 事実についての回答を得るには大変便利ですが、ChatGPTが仮定を置いた推測についてこられない、回答内での矛盾などがあり、イライラさせられました。

 また、質問にはないことが回答されるという機械ではめずらしい事象が発生しました。

 

(問)日本及び韓国の婚外子比率が世界的に見て異常に低いそうですが、その事実を把握していますか?

 

(ChatGPT)

はい、私はその事実を把握しています。実際、日本と韓国は、婚外子比率が世界的に見て非常に低い国の一つです。婚外子比率は、婚姻関係のない出生の割合を示す指標であり、一般的に、結婚率の低下や不倫の増加によって高くなる傾向があります。

一方で、日本や韓国では、伝統的な家族価値観や社会的・文化的な圧力、法的な規制などが、婚外子の出生を抑制する要因となっています。特に、韓国では婚外子の認知や権利保護に関する法的規定が未整備であることも、婚外子比率の低さに影響しています。

ただし、近年は、両国ともに若者の結婚率の低下や不倫の増加などが見られ、婚外子比率も徐々に上昇傾向にあるとされています。

 

(問)具体的数字を示してください。

 

(ChatGPT)

はい、具体的な数字を示します。

日本の場合、2021年の厚生労働省の統計によると、婚外子比率は2.1%であり、過去20年間で若干上昇しています。一方、韓国の場合、2021年の韓国国立統計院の統計によると、婚外子比率は1.8%であり、2010年代以降はやや上昇傾向にあります。比較的近隣の中国や台湾の婚外子比率は、それぞれ約25%、約17%と日本や韓国に比べてはるかに高い傾向があります。


(続く)