2022年7月3日

 

 朝日新聞俳壇、歌壇等からの印象句、印象歌の報告、第464回です。

 今回、ウクライナを扱ったものは、歌壇で35首中3首、俳壇は40句中4句でした。

 短歌で急減しました。

 

 

【俳句】

 

 

水換へて・一匹足らぬ・めだかかな (神戸市 藤井啓子)(長谷川櫂選)

 

 

(軽いようで重い。)

 

 

投票所・ついで帰りの・ビアホール (横浜市 徳元てつお)(小林貴子選)

 

 

(アルコールは趣旨説明を要求するもの。)

 

 

【短歌】

 

 

「これでもねえ、・乳母(おんば)日傘の・日もあって」・ホームの媼(おうな)は・遠い目になる 

                (生駒市 辻岡瑛雄)(高野公彦選)

 

 

(人それぞれの栄光の日々。)

 

 

絞り出す・声もうつろに・風に消える・「息子は英雄」・ウクライナの母

                 (横浜市 森秀人)(永田和宏選)

 

 

(日本的受けとめなのではないか?)