2022年1月23日
朝日新聞俳壇、歌壇等からの印象句、印象歌の報告、第441回です。
【俳句】
バス停の・名残の小屋か・冬景色 (栃木県壬生町 あらゐひとし)(大串章選)
(そういうノスタルジックな感慨にふけることあり、そして増えそう。)
継ぎのある・堪忍袋・日向ぼこ (川越市 渡邉隆)(高山れおな選)
(継ぎ目がチクっとしたりする。)
冬木立・一本列を・はみ出せり (いわき市 岡田木花)(高山れおな選)
(世の中には、主観的意図は別として、そういう存在として世に貢献する存在がある。)
【短歌】
みずからの・膝の限界・知りたれば・負けても涼し・不動の心
(岡山市 村田豪三)
(照ノ富士のこと。)