2020年3月22日

 

 

朝日新聞俳壇、歌壇等からの印象句、印象歌の報告、第347回です。

 

 

【俳句】

 

 

暖かや・池の底より・泡一つ (長岡市 桑原たかよし)(稲畑汀子選)

 

 

(泡一つが生命活動の復活を表わす。)

 

 

水温む・辺りにはかに・動くもの (小金井市 二瓶みち子)(長谷川櫂選)

 

 

(カエルの卵が孵ったと見る。前句もそうだが、水の中を何となく覗く季節だ。)

 

 

啓蟄や・古墳出で来る・人の列 (霧島市 久野茂樹)(大串章選)

 

 

(虫ではなく人が出て来る面白さ。)

 

 

【短歌】

 

なし