2018年8月19日

 

 

 朝日新聞俳壇、歌壇からの印象句、印象歌の報告、第265回です。

 

 

【俳句】

 

 

科(とが)のごと・耐えるしかなき・残暑かな (大分市 高柳和弘)(稲畑汀子選)

 

 

(そう考えれば酷暑は価値がある。そう考えてクーラー使わず。)

 

 

碧空へ・花をとどけし・凌霄花(のうぜんか) (七尾市 本谷眞治郎)(稲畑汀子選)

 

 

(あの橙色の花の強さが単純に好きだ。)

 

 

初恋の・人登り行く・雲の峰 (長崎市 下道信雄)(大串章選)

 

 

(雲の峰のただならなさはとんでもない想像をもたらす。)

 

 

夏が逝く・われは逝かずよ・九十五 (藤沢市 細井華人)(大串章選)

 

 

(九十五ともなれば対抗する相手が大きい。見習いたい。)

 

 

【短歌】

 

なし