2018年7月29日
朝日新聞俳壇、歌壇からの印象句、印象歌の報告、第262回です。
【俳句】
大夏木・平和憲法・さながらに (八王子市 間渕昭次)(大串章選)
(大事なのは堂々としていること。こそこそと裏に狙いがあったりしないこと。太陽に正面から向き合うこと。)
【短歌】
すぐそこに・虐待死する・子があるに・救えぬ我等・サッカーに沸く
(摂津市 内山豊子)(永田和宏選)
(テレビのキャスターのような生き方を我々はしている。分裂的不誠実精神構造社会だったと後世言われるだろう。)
合唱部に・スカウトしたき・野球部の・テナーの掛け声・夏空に飛ぶ
(横浜市 森明子)(高野公彦選)
(中学校野球部時代、レイ・チャールズの「ホワッド・アイ・セイ」を意識して掛け声を出していて叱られたことがあった。レフトのオレにライトが応じていた。)