2018年3月26日

 

 

 朝日新聞俳壇、歌壇からの印象句、印象歌の報告、第244回です。

 

 

【俳句】

 

 

飲むための・休肝日かな・万愚節 (草津市 我孫子紀郎)(大串章選)

 

 

(万愚節とはエイプリルフールのことと知った。なお、小生には休肝日というものはない。それほど飲みはしない。)

 

 

風車・つまらなそうに・止まりけり (稲城市 日原正彦) (大串章選)

 

 

(「死」とは「つまらなくなる」にすぎないような気もする。)

 

 

【短歌】

 

 

毎朝の・革靴ぬぐい・土を消す・懺悔の念も・すぐに忘れる 

                  (甲府市 大谷善邦)(馬場あき子選)

 

 

(ミステリー、作者は犯罪者なのだろうか?)