2014年1月11日
例年、年末になると流行語大賞が話題となる。今からその流行語大賞の話は余りにも早すぎるかもしれないが、流行語大賞としていいアイデアが湧いたので披露しておこう。
「いんぷんかんぷん」、それがこれである。
元の言葉は「淫夫姦婦」。浪花節、港家小柳の「水戸黄門漫遊記」に登場した。病に倒れた夫とその連れ子の娘を、夫は漬物小屋に閉じ込め、娘は女中としてこき使い、両人をひたすらいじめ抜く一方、男を引き入れてみだらな生活を送る宿屋の女将を黄門が成敗するというお話で、「淫夫姦婦を懲らしめねばならぬ」といったセリフが黄門から発せられる。
この言葉と「チンプンカンプン」という言葉を合成したのが「いんぷんかんぷん」である。
「○○君、キミの生活はちょっといんぷんかんぷんではないかね。」
「あのタレントはいんぷんかんぷんだ。」
「芸能人はいんぷんかんぷんでもかまわないが、政治家のいんぷんかんぷんは世間が許さない。」
というように使う。
まずは仲間内の試用実験から始めようと思う。