2001年5月16日
古代日本語において「サ」という語は田の神、山の神を表わす重要
単語だそうです。
すなわち、
五月(サツキ)……山の神が山を下りて田の神になる月
早乙女(サオトメ)……田植えをする田の神の娘達
桜(サクラ)……山の神のこもっているところ(これは先日、天気予報
でも 紹介していました。)
坂(サカ)……山の神が山から下りて田の神に変身するところ
酒(サケ)……山の神、田の神の飲み物
しゃがむ……サ+拝むで、山の神、田の神を拝む
その他いろいろあるのですが、いかんせん、「サ」という1音ですので、
こじつけ、眉つばのものも多く、一応それらしいと思われるものを選ん
で紹介させていただきました。