その後、状況は多少改善しているようです。やはり需要のあるところに供給はついてくのです。                     


                       2001年6月13日

 カラオケの収録曲の多さには驚くべきものがありますが、60年代
翻訳ポップスがずっぽりと抜けているのはどうしてでしょうか。

 すなわち、

ザ・ピーナッツの「かわいい花」
坂本九の「素敵なタイミング」
森山加代子の「悲しきインディアン」
中尾ミエの「かわいいベイビー」
たぶん伊東ゆかりの「大人になりたい」
飯田久彦の「ぼくのちっちゃなポケット・トランジスター…」と始まる曲
弘田三枝子の「子供じゃないの」
そして、たぶん伊東ゆかりの次のような歌詞の曲
「 夢に見た恋人は 友達の恋人よ
皮肉だわ こんないやな夢
思い出すたびに 泣きたくなるのよ
孤独な私の 皮肉なあの夢
イェイ イェイ イェイ イェイ
ウォー ウォー ウォー 」

などの曲がカラオケで見当たりません。

  団塊の世代は、数の多さゆえのメリットをマーケットからたくさん受け
ていますが、このことだけはなぜか忘れられています。