2001年6月26日
自転車を盗まれまして、イタリア社会派の映画「自転車泥棒」を思い
出しました。この映画は自分の映画ベスト・テンに入れている映画です。
「自転車泥棒」も、同じイタリア社会派の「鉄道員」もそうですが、父
親と男の子を描いた映画はありますが、父親と女の子を描いた映画
がないように思います。老父と成人した娘を描いた映画はあるのに、
なぜ若い父親と娘の映画はないのでしょうか。
お考えのある方、例外をご存知の方、返信を期待します。
「ペーパー・ムーン」が若い父親と娘を描いた映画だと一瞬思いまし
たが、あれは俳優(ライアン・オニールとテイタム・オニール)が父娘関
係なのであって、映画では父娘ではありませんでした。
映画ではありませんが、太宰治の短編「魚服記」は父娘を描いた小
説であり、インセスト・タブー(incest taboo)に関わる話です。
なお、自転車を買い換えたリサイクルショップの店員によれば、番号
を合わせる型のワイヤー・キーを破るのは簡単で、盗まれやすいそうで
す。私の盗まれた自転車のキーは、100円ショップで買ったそういうワ
イヤー・キーでした。