2001年11月13日

外来語であるにもかかわらず、平仮名や漢字で表記されるように
なって、日本語にすっかり溶け込んでしまい、今やほとんど外来語と
は認識されない言葉が、ポルトガル語やスペイン語に数多くあり、ま
た仏教関係分野でサンスクリッド語の言葉があります。

これに対し、日本人に最もなじんでいる英語では、そのような言葉
が案外思い当たりません。

一般的ではありませんが、次のような言葉が例外的に英語である
との認識なしに使われています。

漁業関係者が物を捨てる時に「れっこする」といいます。
これは、勢いよく海へ物をほうりこむ時の「Let's go !」が起源です。

競馬の世界では、スタートが正しく行われなかった時、ゲートの前
100メートルくらいのコースの真ん中に立っている人が旗を振って、
スタートやり直しの合図をしますが、これを「かんぱい」と言います。
これは「come back 」が起源です。

と書いてきて思い出したのが次の4つです。

焼き鳥屋でのタンが「tongue」、ハツが「heart」、洋食でカツレツが
「cutlet」、ハヤシライスのハヤシが「hash」でした。