2006年7月14日

 1985年(昭和60年)、99歳で亡くなっています。夏目漱石の弟子でした。「迷路」「秀吉と利休」といった骨太の長編小説を書いています。

 その野上さんの話ですが、どこでその話を知ったのか、よく覚えていません。晩年まで時々はテレビにも登場していましたので、テレビでの座談の中の話だったのかもしれません。小柄の上品なおばあさんでした。

 いつごろからか不明ですが、食べるのは1日おまんじゅう1つと話していました。1日1つのおまんじゅう、さぞかしおいしかったでしょう。1日それしか食べられない赤坂の老舗の大福とかどこかのきんつばとか、考えるだけで生唾が出てきます。

 いつそこに至るか、自信はありませんが、そこを目標にしています。