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ベンゾジアゼピンの離脱症状との闘い

私は過去5年間、デパスを1日5〜6mgの過剰投与しており、常用量依存となっていました。2ヶ月の休業を機に一気断薬するも挫折、3mgで安定を模索しつつ復帰し、4ヶ月経過しました。
が、また離脱症状が悪化し病休中。

先日私は、離脱症状が緩和したと書きました。
もしベンゾジアゼピン薬剤を減らそうとされている方が読まれた時に、離脱症状に抗鬱剤が効くのではないか、と勘違いされるかもしれないので、そうではない、という事を注意書きとして書きます。

離脱症状に効く薬は存在しません。
止める際は、暫減法で、少しずつ、気長に減らして行くしか道はありません。
なら何故、抗鬱剤を服用したのか?
、、、信頼する医師が勧めたからです。
本来的に、ベンゾ系の薬は頓服として使用すべきであり、日常的に飲む薬ではない。
ならば、ベンゾで発現していた症状を、メジャーである抗鬱剤を使用し、正式な形で治療しよう、というスタンスです。
神経症には抗鬱剤。
これをきっちりしよう、という方針を行動に移しただけです。
では、効いていたのか?
分かりません。
飲み始めてから、頭の回転が更に悪くなりましたし、そもそも鬱を感じたことは一切無いので、分かりようもありません。
ただ言えるのは、「ベンゾと闘うために飲む」という決意の表れであり、苦しい減薬の中で、これといった対策も無い中で、「ちゃんとした投薬治療をしているのだ」と自分に言い聞かせるためでした。
つまり、対処法が暫減法しかない、漠然と耐えるしかない中で、一つの添え木、言い換えれば、心の支えとして服用しました。
薬に頼るという意味ではありません。
安心感を得たいという意味でもありません。
治療、としての行為として、減薬を捉えるために、正式な投薬治療をすることにしたのです。
なかなか真意が伝わらず誤解を招きやすいですが、排水の陣でもあります。
結局、抗鬱剤を増やして減薬するなど、オススメは絶対にしません。
孤独との戦いの中で、周囲のサポートや自分なりの目標が無ければ、その薬にまた汚されてしまいます。
けれども、ベンゾジアゼピンよりも、レクサプロなどの抗鬱剤の方がよほどマシです。
いいとは言いません。マシです。

昨日、花見に行ってきました。