抗神経薬は麻薬? | ベンゾジアゼピンの離脱症状との闘い

ベンゾジアゼピンの離脱症状との闘い

私は過去5年間、デパスを1日5〜6mgの過剰投与しており、常用量依存となっていました。2ヶ月の休業を機に一気断薬するも挫折、3mgで安定を模索しつつ復帰し、4ヶ月経過しました。
が、また離脱症状が悪化し病休中。

私たちはベンゾや抗鬱剤を恨んでいます。
苦しめられ、呪われ、恐れています。
、、、みんな、麻薬、と表現します。
もちろん、客観的に「麻薬的な依存度」のことを指している場合がほとんどですが。

私が妻に、この薬は麻薬や、と言うと、
「何言うてんの!自分のせいやろ!
自分でたくさん飲んどいて、よく言うわ!
適度に飲んでる人がほとんどや!」
と怒られました。

うむ、そのとおり。すべて自分の選択。
医師のせいにしても意味が無い。

麻薬は脳に重大な被害を与え、幻覚や妄想を見させます。
ベンゾ等は、神経を狂わせ、生活に支障を出します。

しかし似て非なり。

ベンゾは、どこまで行っても薬!そこを誤解するとおかしなことになる。嫌で嫌で辞めようとしてても、薬、という認識を捨てて減薬にかかると、痛い目を見ると思います。
私がそうですから。

世間の99%の人は、ベンゾの害を知らず、薬として捉えている中で、1人で麻薬だ麻薬だと叫んだところで、「こいつ、薬のせいにだけして自分の体と向き合ってないな」と思われて終わりです。

精神論になるのかもしれませんが、ベンゾは薬。この認識を無くしてはいけない、そんな気がします。