島津亜矢さんの歌を聞くことが一番の楽しみです。
昨日、やさしい看護師さんがベッドを窓際に移動させてくれました。ベッドからはカラッとしたような夏の空が見えます。外は、35℃の暑さらしいですが空調の効いた部屋からは、ピンとこないです。たぶん、とても暑いと思います。主な検査は、だいたい終わったようです。特に問題がなかったら、いいのですが。早く退院したくなりました。暑くてもやっぱり自分の家に戻りたくなりました。早朝、汗をかきながらの畑の草刈りと水やりもしたくなりました。陶芸教室も太極拳の練習もここではできません。何もしない快適な状態も退屈で飽きるものですね。ぜいたくなことですが。十歩一啄 百歩一飲少々しんどくても自由になりたいです。何曜日になったら、退院できるのかなあ。(^-^)v
世間では、梅雨が明けたような暑い日になっているようです。私は、今月の16日から1週間から10日間の予定で入院しているのでよくわかりませんが。最近、持病の数値が徐々に上がってきたためなのですが、検査入院ということで毎日いろいろな検査をしてもらっています。そんな中で今日は、心エコー(心臓超音波)検査をしてもらいました。今回、はじめて自分の心臓が動いている映像を見ました。生まれてからずっと70年以上一秒も休まずに動き続けてくれる心臓を見て、感動しました。そして、今さらですが心から感謝の気持ちが湧いてきました。今回は、これからの薬をどうするか?とかどういう食事をすればよいか?ということを教えてもらえるようです。看護師さんも親切で、空調が効いていて検査の時以外は、暇ですが今のところ快適です。テレビを見たり、普段は読まない本を読んだりしています。(今日、高校野球の地方大会を偶然見たら、母校が勝ちました)特にウォークマンで島津亜矢さんの歌を聴いていると最高な気分になります!島津亜矢さんのファンでよかったと思います。これから、持病が年とともに進んでくると思いますが、多くの人に世話になりながら、助けてもらっているので、感謝しかありません。また、退院したら私も少しだけでも誰かの役に立てたらいいなと思いました。何もできませんが気持ちだけでも...。アレサ・フランクリンさんのカバーアルバムが届く日にはまだ入院中だと思いますが本当に楽しみです。「音楽の日」の島津亜矢さんは、特に輝いていました!今年もあと1回だけ、コンサートに行ければと思っています。(^-^)v
5月15日、島津亜矢さんの新曲が発売されました!NHKの『はやウタ』という番組で「おてんとさま」を歌われたので録画して観ました。久仁京介さん作詞の作品は、以前よりも人生訓的な内容が薄まっていて、平易な言葉でより洗練されていると思いました。人生を長く歩いてきた人達に響く歌詞だと思います。「ありのまま あるがまま」というフレーズが最初にいいなあと思いました。島津亜矢さんのことを表現されているように思いました。1番も2番もそして、3番の「どうにもならない しんどい時は ちょいと止まって 見てごらん」という歌詞も私自身の失敗ばかりの人生を振り返った時に、これでよかったんだと慰められて癒されます。作曲は島津亜矢さんのことをよくご存じの北島三郎(原譲二)さんなので、さらにより素晴らしい歌になっていると思いました。カップリング曲の「愛あればこそ」は、昨日はじめてCDで聴きました。作詞は渡辺なつみさんで、作曲は原譲二さんです。渡辺なつみさんは、知らなかったのですが有名な作詞家さんのようです。「おてんとさま」とまた違った視点から愛の眼差しで、観音様のようにやさしく包んでもらえるような感じがしました。出だしは、静かなバラードのような曲調で、こういう普通な曲もいいなあと思いながら聴いていましたら、1番、2番とも歌詞の2連目と3連目の間に入る「あ~~~~~~~~~~~~」というところで、この曲は、ただモノではないと思わされました。続く3連目もファルセットでない完璧なきれいな声で歌われているので素晴らしい歌だと思います!「おてんとさま」は、これからもテレビやコンサートでよく歌われると思いますが、「愛あればこそ」もできれば、コンサートの1部か2部のどちらかで生の歌を聴きたいたいなあと思いました。どのような宗教でも哲学でも人生の究極の目標というか目的のようなものは、この頃、一言でいうと『愛』だと言ってもいいのではないのかなあと思うようになりました。「おてんとさま」も「愛あればこそ」もとてもいい曲だと思います。1ファンとしては一人でも多くの人に聴いてもらいたいと思います。最後にもう一度、島津亜矢さんが歌われるどんな曲も最高です!(^-^)v
4月は、風邪をひいて体調がよくなくて、ささやかなブログの更新もできませんでした。でも『うたコン』で島津亜矢さんのアレサ・フランクリンの「Think」や松崎しげるさんとのデュエットで「愛のメモリー」を聴くことが出来て元気をもらいました。素晴らしかったです!* ** *** * ** *** * ** *** * ** ***今日、新聞を見ていると『憲法記念日』ですが、昔のように憲法が載っていませんでした。中学校の時に社会の授業で『憲法』を教えてもらったきりで読み返したことがありません。新聞には憲法学者の方や読者の方達の意見がいろいろ載っていました。そんな中に『言論の自由』のことがありました。最近SNSなどで人を誹謗中傷したりウソの情報を流したりしているので、規制が必要だという意見が多くなっていて、私も規制が必要だと思います。しかし、現在の政権を持っている人達にその権限を委ねてしまうことには、不安を感じます。今や新聞やテレビは、すでに言論統制されているように思います。頼みの綱は、インターネットやSNSだけですので…。もしも、このようなSNSで誹謗中傷などの情報をわざと流して、国民の正当なというか真っ当な言論まで封じるような世論を形成しようとしているとしたら。またそのようなひどい誹謗中傷などの言論を利用して、憲法21条の「言論の自由」を封じようと画策されているとしたら、本当に怖いことだと思いました。年をとると、何事にも裏があると疑い深くなっていけません…。もう一度、ぜひ憲法をゆっくり読みたいと思います。* ** *** * ** *** * ** *** * ** ***5月6日、東京ドームでボクシングの試合があります。島津亜矢さんが、音楽界の日本の至宝だとしたら、井上尚弥選手は、ボクシング界の日本の至宝だと思います。今後、二度とこのようなボクサーは、出てこないと思います。Amazonのプライムビデオで試合を見るのが本当に楽しみです。(^-^)v
今週、月曜日と木曜日に車で『唐古・鍵遺跡史跡公園』に行ってきました。広い公園は平坦で歩道以外でも自由に歩くことができます。タンポポがきれいでした!弥生時代の植物を考えて植えているそうです。池のほとりに楼閣が見えます。桜が咲くと、夜はライトアップされます。近くで見るとこんな感じです。街のシンボルデザインにもなっています。桜の蕾もふくらみかけていました。満開になると、多くの人が花見にきます。弥生時代は、思っていた以上に遠いところと交流があったようです。縄文時代もそうだったように、文化的に豊かだったように思います。唐古・鍵遺跡史跡公園の公式ホームページです唐古・鍵遺跡史跡公園の公式ホームページです。唐古・鍵遺跡史跡公園は県内唯一の弥生時代の史跡公園です。karako-kagi.com* ** *** * ** *** * ** *** * ** ***この間、滅多に出ない鼻血が出て、なかなか止まらなくて焦りました。家人に言っても真剣に聞いてもらえなくて、しかたがないので片手でティッシュを鼻にあてて、片手でスマホを操作して、Googleで検索しました。すると、何件か出てきたのですが、どれもこれも同じ内容でした。今まで思っていた方法ではなかったので、驚きました。その内容とは、大体次のような内容でした。①ティッシュも何も詰めないで、両方の鼻をつまむ。②座って顔が下を向くようにして、鼻血を鼻の中にためる。③目と目の間を冷やすと鼻血がとまりやすくなる。④この状態で5分がんばれば、鼻血が止まる。[インターネットよりお借りしました]https://www.hiroshima.med.or.jp/kodomo/otolaryngology/012482.htmlとにかく、藁をもつかむほどに焦っていましたので、半信半疑でしたがやってみました。洗面所で座ることもできませんでしたが、立ったままの姿勢で鼻をつまんで、うつむいて口呼吸しながら、5分間ほど我慢をしました。そして、おそるおそる手をはなすと、溜まった鼻血がドバっと出ました。ですが、そのあと鼻血がピタッと止まりました。やっぱり、困った時のグーグル先生は、頼りになりました。あわてて救急車を呼ばなくてよかったです。* ** *** * ** *** * ** *** * ** ***ドジャースの大谷選手も開幕試合でヒットを打ててよかったです。このような状況で応援してくれる人たちが本当のファンだと思います。『世の中は、敵が半分味方が半分』という言葉を卒業の寄せ書きに書いておられた先生の言葉を思い出しました。今日から日本のプロ野球も開幕します。東京ドームでの阪神対巨人戦が楽しみです!何年振りか忘れましたが、チケットをもらったので京セラドームでの阪神対DeNA戦(4/3)を見に行く予定です。スポーツは、賭けないで純粋に楽しみたいと思います。(^-^)v
暖かな春の日差しにさそわれて、ほぼ一か月ぶりにJAから借りている畑に行きました。エンドウ豆も寒さに耐えて、少しだけ成長していました。1時間ほどかかって草引きをしました。玉ねぎの苗も三種類(早生と中生と晩生)植えましたが3月ごろの早生品種は、少し大きくなっていました。なので、少し早いですが2本だけ収穫しました。葉っぱも柔らかそうなので、葉っぱごと食べられると思います。3/9(土)の島津亜矢さんのコンサート(なら100年会館)には、友人と行くことが出来ました。趣味がギターで毎日の練習を欠かさないという友人は、二部の演歌が特によかったようです。『情熱大陸』も見ていたそうで、亜矢さんの歌唱力に驚いていました。私も今回のコンサートは、1曲1曲をとても丁寧に慈しむように歌われていたように思いました。いろいろなジャンルの歌に挑戦されているので、少しずつ変化されているように思います。演歌という中心(芯)は、変えずに世の中の変化に対応されていることが素晴らしいことだと思います。今年は、いろいろなジャンルで更に世間と世界が驚くと思います。遅すぎると思いますが、やっと島津亜矢さんに追いついてきた感じがします。暖かくなってきたので、足(股関節)もいつの間にか痛みもなくなっていました。元に戻って、よかったです。自然の治癒力に心から感謝です。自分の体なのに自分の意志ではどうにもならないこともよくわかりました。最近、ちょうどいい温度のお風呂に浸かって体が温まった時と暖かな布団の中に入って眠る前に本当に小さな幸せを感じます。(^-^)v
今日の発表会(太極拳)を休んだので、暇でした。夜11時のテレビまで時間があるので、ユーチューブを見ました。https://youtu.be/ZzrVrJI0SQw?si=0cbl1nUg7NpuvJvrhttps://youtu.be/F4UDaqy6tq0?si=mSLeHSLX5G67-DCU私は、学校も職場も大阪でしたので大阪が好きです。よくなってほしい気持ちでいっぱいです。テレビの番組では、真実を隠して報道しないことが多いのではないかと思います。(^-^)v
暖かくなりそうで、なかなかならなくて、冷たい雨が降ったり、誰かがどこかで、気候を操作しているのではないのかと、思いたくなるような変な気候が続いています。そのためかどうかわかりませんが、左の膝の痛みがなくなったと思ったら、今度は右足の股関節の調子があまりよくない感じです。16年前に人工股関節の手術をしてもらって、水曜日(2/21)に一年に一度の定期検査に行ってきました。レントゲンを撮ってもらって、先生にも「異常なしですよ」と言ってもらったのですが…。経験上、湿度が高くなると、関節の状態はよくないようです。一番大きなのは、やはり年齢からくるのかもしれません。気分も何だかスッキリしません。私だけかもわかりませんが…。明日は、週一のアルバイトの日ですし、3月3日の太極拳の発表会までに股関節がなんとか調子よくなるようにと思っています。それでブログのデザインでも変えてみようと思って、いろいろなデザインを試してみましたが、やっぱり以前のものに戻ってしまいました。閑話休題、2/11付の朝日新聞に『小澤征爾さんを失って』という村上春樹さんの寄稿が載っていました。その中に小澤征爾さんの音楽に対して『・・・彼はそれをただそのまま、持てる技術の限りを尽くしてオーケストラという総合楽器に移し替え、委ねていくだけだ。そこには過度なメッセージ性もないし、大げさな身振りもないし、芸術的耽溺もなく、感情的な強制もない。そこにあるのは、小澤征爾という個人の中に確立された純粋な音楽思念の、虚飾を排した誠実な発露でしかない。・・・』また、『ーーー作家が文体を真摯に追求すればするほど、文体自体が消えていって見えなくなり、あとには物語だけが残るーーー』という表現がありました。私が島津亜矢さんの歌を聴いた時に感じる魅力を自分ではうまく表現することが出来ませんが、村上春樹さんの寄稿文の中の青色の言葉に出会って個人的に腑に落ちて、共感できました。今年もテレビで島津亜矢さんの歌をいっぱい聴くことが出来て嬉しいです。3月のコンサートには、久しぶりに友人と二人で行く予定です。音楽好きでギターを趣味にしている友人の反応が楽しみです。(^-^)v
大寒が過ぎて、日差しが少しだけ春らしくなってきたと思ったら、本物の寒さがやってきました!昔、テレビの『子連れ狼』で寒到来(かんとうらい)という言葉を耳にした事があったので使ってみました。◆ 昨日(24日)は太極拳のメンバーの方が町の小学6年生を対象に弥生時代の生活体験学習のボランティアをされていて、誘ってもらったのでボランティアの見習いで参加してきました。ボランティアのみなさんがロクロなしで上手に粘土で弥生式土器の模造品を作られるのを見て驚きました。少しだけ陶芸教室に通ってますとはとても言えず、初心者ということにしておきました。他にも勾玉作りや火起こし体験などの学習の準備やお手伝いもあるそうです。自分の都合の良い時の参加でいいということなので、ボランティア活動にも興味がわいてきました。◆ 23日の夜は、夕方6時からアマゾンのプライムビデオでボクシングを観ました。那須川天心選手が注目されていたようですが。第1試合辰吉丈一郎さんの息子さんも技術が素晴らしくてとてもいい選手だと思いました。第2試合WBA世界フライ級チャンピオンになったユーリ阿久井政悟選手が素晴らしかったです!強いチャンピオンに対して敬意をもっていて謙虚でしかも技術も体力もパンチ力もあって本当になるべくしてチャンピオンになられたと思いました。広島のどちらかというとマイナーなジム出身で、チャンスに恵まれない環境で背水の陣だったと思います。第3試合那須川天心選手は、キックボクシング出身で神童といわれるだけあって、運動神経も抜群で度胸も満点だと思いました。第4試合WBA/WBCライトフライ級のチャンピオンの寺地拳四郎選手も強敵の挑戦者との壮絶な打ち合いの末に僅差で防衛されました。4試合とも素晴らしい試合でした。プライムビデオをテレビで見ることが出来てよかったです。久しぶりに4時間ほどぶっ続けでボクシングを見ました。さすがに夜はなかなか寝付けなかったですが。鍛え上げた若者が武器を持たずに拳一つで、正々堂々と普通の人間では到底考えられないほどの物凄い勇気を持って、すべてを懸けて戦うボクシングというスポーツには感動しかないです。◆ 日曜日(21日)、大阪狭山市のサヤカホールに行きました。今年はじめての島津亜矢さんのコンサートでした。(昼の部)の席がなかったので、(夜の部)の席をとってもらっていきました。第一部がいきなりポップス中心になっていました。adoやYOASOBIの曲もテレビで聴いた時よりももっとよかったです!太陽さんとのデュエットもよかったです!最近のグループの男性歌手は無理して高音を出しているようで、聞きづらいと思うことがよくあるのですが、太陽さんの声は、ちょうどいい高さの男らしいいい声だと思います。島津亜矢さんのコンサートで島津亜矢さんと一緒にあれほど歌える歌唱力は、本当にすごいと思いました。第二部の演歌中心の構成もいい曲ばかりで、亜矢さんのトークも自然な感じで、曲紹介もあって一曲一曲が今まで以上に楽しめる構成になっていると思いました。より洗練されていると感じました。今回も、目の前でこんなにもスーパーな歌手の歌を聴ける幸せをしみじみと感じたコンサートでした!(^-^)v
底冷えする毎日。家にいると、外に出る気もなくなっていましたが、家人が車で15分ほどで行ける 『天然大和温泉 奈良健康ランド』に行こうと誘ってくれたので数年ぶりに、二人で出かけました。平日だったので、あまり混むこともなくシニア割引でゆっくり温まることが出来ました。やはり、家のお風呂と違って体の芯から温まりました。レストランで食事をしていると、13時から大衆演劇が始まるという放送があったので、ちょうど食事が終わるタイミングで観劇することが出来ました。大衆演劇の異端児「近江飛竜劇団」という6名くらいの編成の劇団でした。今日は、芝居なしで舞踊が中心でした。前の方に女性ファンの方たちがたくさんご祝儀を渡されていて、なかなかの盛り上がりでした。踊りも華やかでテンポもよくて、よかったです。中でも座長の方が今日は特別に八代亜紀さんの歌で3曲ほど踊られていました。島津亜矢さんのこともいつも気にかけていてくださった八代亜紀さんのことを思い出しました。大衆演劇の方の踊りを見ていると、いつも心にグッとくるものがあります。今日は八代亜紀さんの歌だったので、なおさらでした。最後に可愛い女の子も上手に踊っていて感動しました。帰ってから日記を見たら、ちょうど6年前の2018年の1月11日に『奈良健康ランド』に行っていて、その時も3人編成の大衆演劇を観て、「親子三人の一座の一生懸命な姿を見て芸の道の大変さがよく分かった」。と書いていました。日記をつけていると、毎年よく似た行動パターンになっていることに気付きます。冬の間は、ひと月に一回くらいはスーパー銭湯に行きたいなあと思っています。(^-^)v
🎍2024年もどうぞよろしくお願い申し上げます🎍 今年も穏やかな正月だと思っていたら、いきなり元旦に能登地方で大きな地震が発生して、大変なことになりました。そして、2日には、羽田空港で大きな事故が起こりました。連日のニュースを見ていて、もし自分がその立場だったらと思うと心が痛みます。何もできない自分をもどかしく、申し訳なく思っています。3日、初詣に近くの神社に行きましたが、例年とは違ってなんだか心が上の空というような感じでした。そんな時に、目に入った記事を読んで、そうかもしれないと思いました。《「共感疲労」についての記事》共感疲労について | HRコラム | メンタルヘルス・ストレスチェック・EAPサービスはセーフティネットwww.safetynet.co.jp戦争や災害などの悲惨なニュースを見続けた時に何もできない自分に罪悪感や無力感を感じて自分を責める気持ちが起こります。そのような時、精神が「共感疲労」といわれる状態になるようです。そんなときには、適度な「鈍感力」も必要だと思います。時々バラエティー番組やお笑い番組やお気に入りのドラマや好きな音楽で気分転換することが必要だと思います。そのうえで、自分にできることをすることが大事だと思いました。昨年、老眼鏡を新しくしました。今年は、買ったままで読んでない本が溜まっていますので、読書をしたいと思っています。趣味も出来る範囲でぼちぼちと続けようと思っています。そして、少しずつでも自分をアップデートしていけたらいいなあと思っています。それから、今年の大河ドラマ「光る君へ」もぜひ見たいなあと思っています。(^-^)v
今日は、雪は降っていませんがこの冬一番の寒さです。大雪になっている所の方々は、本当に大変だと思います。これ以上の大雪にならないようにと思います。今年は、思いのほか年賀状をサクッと印刷して出し終えることが出来ました。この年になったら、年賀状終いをしようかなあと考えていましたが、島津亜矢さんがCMに出ておられるので今年も出すことが出来ました。特に大掃除の予定もないので、今までの島津亜矢さんのコンサートのチケットの半券などを残してあるファイルの整理をしました。雑然とストックしてあったものを大体の年ごとにファイルに入れ直しました。チケットの一枚ごとに記憶がよみがえってきました。2011年ごろから12年間以上も島津亜矢さんの歌を聴き続けていますが、不思議なことにまったく飽きることがありません。その理由を考えてみました。普通は、その人のピークを過ぎると下り坂になりますが、島津亜矢さんは、年齢を重ねるごとに、ますます歌唱が素晴らしくなっているからだと思います。島津亜矢さんのピークは、いったい何時なのだろうと思います。普通の常識は、通用しない感じです。そんな中でも、私は島津亜矢さんが歌ってくださるカバー曲をとても楽しみにしています。★ ★ ★ ★ ★今年もテレビの歌番組で沢山のカバー曲を歌われました。個人的にいいなあと思った曲を紹介させていただきます。① 1月8日の『新・BS日本のうた』で歌われた美空ひばりさんの「歌は我が命」この時は、四人で歌われましたが、コンサート『羽化』では最後に歌われて感動しました!② 1月24日の『うたコン』で歌われた越路吹雪さんの『愛の讃歌』(元歌:エディット・ピアフさん)この曲を紅白のトリで歌ってほしかったです!③ 7月4日の『 うたコン』で歌われたセリーヌ・ディオンさんの「To Love You More」この曲もコンサート『羽化』で歌ってくださいました。島津亜矢さんのやさしい声に癒されます!④ 7月15日 の『音楽の日2023 』でYOASOBIさんの『アイドル』この曲をこんなにも可愛く歌える演歌歌手がいるでしょうか?⑤ 11月5日の『 新・BS日本のうた』で島倉千代子さんの「積木くずし」この曲もコンサート『冥加』で歌ってくださいました。今年のカバー曲で一番心に残りました!(^-^)v
◇ 11月中旬に玉ねぎの苗200本植えました。今年は、草引きが楽になるようにマルチ(黒いビニール)を張りました。12月になってすぐにエンドウの種も蒔きました。畑を耕して土を触っていると、腰が痛くなりますが、何とも言えない充実感があっていいです。やはり、私の体の中には、百姓の血が脈々と流れているようです。◇ 10月でフィットネスジムを退会しました。(特に友達もいなくて、車を20分ほど運転していくのが少し億劫になったので)その代わりに、時々近くの公園まで散歩するようにしています。途中、休憩して一人でちょっとだけ太極拳をします。この日は、紅葉が綺麗でした。 ◇ 11月28日、ロームシアター京都での島津亜矢さんのコンサートに行ってきました。一日一回の公演でしたので、「全力公演」だったと思います。体中に元気をもらえました。素晴らしかったです!◇ 11月29日に奈良国立博物館(なら仏像館)に行きました。学生時代の友人がボランティアをしているので、一緒に行きました。入場料は、700円でしたが70歳以上は無料でした。飛鳥時代から鎌倉時代にいたる国宝、重要文化財を含む仏像が100体近く展示されています。現在、興福寺の山門が修理中のため仁王像が館内に展示されていました。間近で見ることが出来て、写真撮影もOKでした。どの仏像も昔の仏師の技術の高さがすごくて、精神性の高さも伝わってきて、圧倒されます。理屈抜きに仏像の持つ魅力に癒されました。◇ 最近、アマゾンのプライムビデオで「笑ゥせぇるすまん」を見ることが出来るのでよく見ています。一話が10分で完結するのと、登場人物に親近感が持てるので、気がつくと1時間くらい見てしまっています。毎回、主人公が「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造(もぐろふくぞう)に願いを叶えてもらいます。ただし、絶対にやってはいけないことを守るように注意されるのですが、決まってその注意を守れなくて、悲惨な結末になるという筋立てになっています。たぶん、意志の弱い自分も主人公と同じようになってしまうだろうなあと思いながら見ています。誰もが持っている欲望と仏のような心、その両方とも人間らしくて、いとおしく感じる今日この頃です。 福造に ココロのスキマ♥ 埋められる(^-^)v
先週は、結構いろいろと行事がありました。日曜日の午前中には町の文化祭の発表会『弥生の里ホール』で太極拳をしました。昨年は、私自身がコロナになったので出場できませんでしたので、2年ぶりでした。今回はじめて、あまり緊張することもなく、少しだけ自信をもってできたと思います。私たちのグループ(20人)で出場したのは男では、私一人でした。私たちのグループの後に一人で模範演武をされる、全国大会に奈良県代表で20回ほど出場されているMさん(男性)と控室ではじめて話をさせていただきました。いろいろと話をさせていただいた中で、緊張しないようにするには、どうしたらよいかをお聞きしました。すると、そんな上手な方でも毎回緊張しますとおっしゃっていました。ただ、失敗するとかという考えは持たないように、いいイメージをもってやっているとのことでした。大体そうだと思っていましたが、直接お聞きして、私も心が落ち着きました。その方も直前まで準備運動を入念にされていましたので、すごく参考になりました。我々の出番が終わって、舞台のそでからMさんの演技を見せてもらいましたが、やはり完璧でした!来年の3月の奈良県のフェスティバルの参加にも意欲がわいてきました。ヘタはへたなりに少しずつでも究めていけたらと思っています。夜は、『新・BS日本のうた』を録画していたので、日本シリーズをLIVEで観戦しました。阪神タイガースが運よく勝って日本一になりました!やはり、勝負事はいつも強い方が必ず勝つということはありませんね。今年の日本シリーズは見ごたえのあるいい野球だったと思います。そして、録画していた『新・BS日本のうた』を見ました。夜も遅くなっていましたので、早送りして、島津亜矢さんの歌だけをお聴きしました。はじめて「積み木くずし」という歌を聴きました。ファンの方々が素晴らしいとおっしゃっていた通り、素晴らしかったです!島津亜矢さんが歌われると、どんな歌も原曲を超えていく感じがします。歌詞も「積み木くずし」という内容を離れて聴く人の心の中に響いてきます。一度聴いたら、一度では済まなくなって、何回も繰り返し聴いてしまいます。再放送は、11月17日(金)16:30〜18:00 に放送されます。(積木くずしは、最初から60分過ぎた頃に歌われます)月曜日は、長男の長男の七五三詣りに家人と二人で大津市まで行ってきました。久しぶりの高速道路でしたが何とか難なく走れました。ショウちゃんは、本当に心がやさしいので、強い心で元気に育ってほしいです。水曜日は、12時から『新歌舞伎座』で島津亜矢さんのコンサート「冥加」を観てきました。島津亜矢さんのお元気な姿を見ることが出来て行ってよかったと思いました。いつも通りコンサートも本当に素晴らしかったです!コーラスで出演されていた甥のタイヨウさんは、YouTubeで見ていた時よりもずっと上手くなられているように思いました。声も音楽的ないい声ですね!前半の演歌では、大きく拍手されていた隣の方が後半のポップスになると、拍手をされていなかったので、やはり演歌ファンが多いのかなあとも思いました。私は、後半のポップスでリズムに合わせてみんなで手拍子をしていると、若い方(Adoさん)のコンサートに行った時のようで、こちらまでノリノリになってきます。島津亜矢さんとファンが一体となるようで心から楽しめました!休憩時間に来年の島津亜矢さんのカレンダーを買って帰りました。木曜日は、週一のアルバイトに行きました。体は少し疲れていましたが、心は元気そのものでした。金曜日は、陶芸教室の日でしたが所用と重なって行けませんでした。今月も先月に続いていけませんが、来月は必ず行こうと思っています。みなさんのブログを毎日読ませてもらっていると、自分も何か書きたくなるのが本当に不思議です。今回も、とりとめもない先週のことを書かせていただきました。(^-^)v
車で15分程の馬見丘陵公園に行って、秋の花を見ながら、散歩してきました。この公園は、県営の公園で駐車場もたくさんあって、もちろんすべて無料なので、みんなが利用しやすく、大阪府民の方もたくさん来られています。のどかで広いいくつかの古墳の周りを丘陵公園にしてあるので、緩やかなアップダウンがあって、散歩すると気持ちがいいのでよく来ます。東駐車場に車を停めると、すぐ近くに一面のコスモス畑がありました。そして、歩道橋を渡ると、コキアが色づいて、適度にグラデーションになっていました。色が薄くなっているコキアもいい感じでした。名前を見るのを忘れましたが、黄色い花と紫色の花が、きれいでした。めずらしい色のコスモスも綺麗でした。少し枯れかけのセイタカアワダチソウも精一杯咲いていました。どの花もきれいだと思います。今年の4月に奈良県の知事さんが維新の人になったので、この公園を民営化したり、有料にすると言い出しそうで少し心配です。四季それぞれの花が楽しめて憩いの場になっている、この公園を何時までも今のまま、運営してほしいと思います。(^-^)v
地方の田舎町から世の中を見ているだけですので、”井の中の蛙大海を知らず”だと思います。政治の仕組みもよくわかりません。若い時は、どちらかというと左寄りの考え方でした。ある程度の年になってから、右寄りの考え方にも一理あると思うようになってきました。でも実際のところ、右も左もほとんどよくわかっていないのですが、戦後の日本は、今もアメリカ(だけではないかもしれませんが)による占領下が続いているということは、鈍い私の頭でも理解できます。【今、世界はどうなっている?特別版】主権回復記念国民集会 特別講演より[桜R5/10/21]【今、世界はどうなっている?特別版】主権回復記念国民集会 特別講演より[桜R5/10/21] [社会・政治・時事] これまでの歴史観とは全く違ったアプローチで、独自の近現代史を構築するノンフィクション作家・林...www.nicovideo.jp私は、林千勝さんのこの動画を見て、まったくその通りだと思いました。ただ、日本も核武装するべきだという考え方だけは賛同できません。正確に言うと、賛同したい気持ちはあるのですが。確かに日本も核武装すれば核保有国に舐められないかもしれませんし、攻撃されないかもしれません。上手くいけば百年くらいは、そんな状態が続くかもしれません。しかし、人間は武器を持った場合にそれを使うことなしに抑制できるほど、高等な生き物でしょうか。きっと、すべての国が核保有国になったら、いつか暴発して、その時に世界は終わると思います。私は、理想論と言われようとも、人類は世界からすべての核爆弾をなくす努力をしなければ、地球規模の地殻変動や隕石の衝突などでいつか自然に地球上の生物が滅ぶまで、人類は何万年、何十万年、何百万年と生存できないと思います。あと何年、この認知機能を維持できるかわからない心もとない年になってきて、何も考えずに気楽に好きな事だけして、生きたらいいのですが、少しでも生きている間に日本がよくなってほしいと思ってしまいます。10/17~10/19まで古希の記念にと長野県の観光に行ってきました。旅行社のフリープランを利用して、蓼科高原と斑尾高原のホテルに泊まって、あとはレンタカーで走るだけで特に観光もできませんでしたが、心身ともに活性化したように思います。〈霧ヶ峰で〉〈斑尾高原で〉孔子のように「心の欲する所に従えども矩を踰えず」の境地に憧れますが、凡人には程遠いです。でもいろいろと自由に考えられる間は、散歩しながら夢想しながら生きたいと思います。〈庭の花〉(^-^)v
木曜日の夜8時に今年のノーベル文学賞が決まりました。残念ながら村上春樹さんの受賞はなかったです。私は、熱烈なハルキストではありませんが、知り合いの人がファンだったので、その影響でいくつかの作品を読んだ事があります。はじめて読んだ時の感想は、絵画で言うと具象画というよりもピカソや岡本太郎さんのような抽象画のように感じました。頭を柔軟にしないと村上春樹さんの世界に入っていけない状態でした。でも一旦入り込むと不思議な感覚にとらわれました。深層心理の世界を表現するにはこのような小説になるのかなあと思いました。初期の有名な作品も読みましたが、村上氏が68歳の時に書かれた『騎士団長殺し』という作品が私にはわかりやすいというか、一番よかったです。私は、村上春樹さんがノーベル文学賞をとれない一番の理由は、村上春樹さんがエルサレム賞を受賞した時にイスラエルで行ったスピーチ『壁と卵_Of Walls and Eggs』が影響しているのではないかと思います。* * * * * * * * ※ 少し長くなりますが、「村上新聞」から掲載させていただきます。村上春樹のエルサレム賞受賞スピーチ「壁と卵 – Of WallsandEggs」『私は一人の小説家として、ここエルサレム市にやって参りました。言い換えるなら、上手な嘘をつくことを職業とするものとして、ということであります。もちろん嘘をつくのは小説家ばかりではありません。ご存知のように政治家もしばしば嘘をつきます。外交官も軍人も嘘をつきます。中古自動車のセールスマンも肉屋も建築業者も嘘をつきます。しかし小説家のつく嘘が、彼らのつく嘘と違う点は、嘘をつくことが道義的に非難されないところにあります。むしろ巧妙な大きな嘘をつけばつくほど、小説家は人々から賛辞を送られ、高い評価を受けることになります。なぜか?小説家はうまい嘘をつくことによって、本当のように見える虚構を創り出すことによって、真実を別の場所に引っ張り出し、その姿に別の光をあてることができるからです。真実をそのままのかたちで捉え、正確に描写することは多くの場合ほとんど不可能です。だからこそ我々は、真実をおびき出して虚構の場所に移動させ、虚構のかたちに置き換えることによって、真実の尻尾をつかまえようとするのです。しかしそのためにはまず真実のありかを、自らの中に明確にしておかなくてはなりません。それがうまい嘘をつくための大事な資格になります。しかし本日、私は嘘をつく予定はありません。できるだけ正直になろうと努めます。私にも年に数日は嘘をつかない日がありますし、今日はたまたまその一日にあたります。正直に申し上げましょう。私はイスラエルに来て、このエルサレム賞を受けることについて、「受賞を断った方が良い」という忠告を少なからざる人々から受け取りました。もし来るなら本の不買運動を始めるという警告もありました。その理由はもちろん、このたびのガザ地区における激しい戦闘にあります。これまでに千人を超える人々が封鎖された都市の中で命を落としました。国連の発表によれば、その多くが子供や老人といった非武装の市民です。私自身、受賞の知らせを受けて以来、何度も自らに問いかけました。この時期にイスラエルを訪れ、文学賞を受け取ることが果たして妥当なのかと。それは紛争の一方の当事者である、圧倒的に優位な軍事力を保持し、それを積極的に行使する国家を支持し、その方針を是認するという印象を人々に与えるのではないかと。それはもちろん私の好むところではありません。私はどのような戦争をも認めないし、どのような国家をも支持しません。またもちろん、私の本が書店でボイコットされるのも、あえて求めるところではありません。しかし熟考したのちに、ここに来ることを私はあらためて決意いたしました。そのひとつの理由は、あまりに多くの人が「行くのはよした方がいい」と忠告してくれたからです。小説家の多くがそうであるように、私は一種の「へそ曲がり」であるのかもしれません。「そこに行くな」「それをやるな」と言われると、とくにそのように警告されると、行ってみたり、やってみたくなるのが小説家というもののネイチャーなのです。なぜなら小説家というものは、どれほどの逆風が吹いたとしても、自分の目で実際に見た物事や、自分の手で実際に触った物事しか心からは信用できない種族だからです。だからこそ私はここにいます。来ないことよりは、来ることを選んだのです。何も見ないよりは、何かを見ることを選んだのです。何も言わずにいるよりは、皆さんに話しかけることを選んだのです。ひとつだけメッセージを言わせて下さい。個人的なメッセージです。これは私が小説を書くときに、常に頭の中に留めていることです。紙に書いて壁に貼ってあるわけではありません。しかし頭の壁にそれは刻み込まれています。こういうことです。もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます。そう、どれほど壁が正しく、卵が間違っていたとしても、それでもなお私は卵の側に立ちます。正しい正しくないは、ほかの誰かが決定することです。あるいは時間や歴史が決定することです。もし小説家がいかなる理由があれ、壁の側に立って作品を書いたとしたら、いったいその作家にどれほどの値打ちがあるでしょう?さて、このメタファーはいったい何を意味するのか?ある場合には単純明快です。爆撃機や戦車やロケット弾や白燐弾や機関銃は、硬く大きな壁です。それらに潰され、焼かれ、貫かれる非武装市民は卵です。それがこのメタファーのひとつの意味です。しかしそれだけではありません。そこにはより深い意味もあります。こう考えてみて下さい。我々はみんな多かれ少なかれ、それぞれにひとつの卵なのだと。かけがえのないひとつの魂と、それをくるむ脆い殻を持った卵なのだと。私もそうだし、あなた方もそうです。そして我々はみんな多かれ少なかれ、それぞれにとっての硬い大きな壁に直面しているのです。その壁は名前を持っています。それは「システム」と呼ばれています。そのシステムは本来は我々を護るべきはずのものです。しかしあるときにはそれが独り立ちして我々を殺し、我々に人を殺させるのです。冷たく、効率よく、そしてシステマティックに。私が小説を書く理由は、煎じ詰めればただひとつです。個人の魂の尊厳を浮かび上がらせ、そこに光を当てるためです。我々の魂がシステムに絡め取られ、貶められることのないように、常にそこに光を当て、警鐘を鳴らす、それこそが物語の役目です。私はそう信じています。生と死の物語を書き、愛の物語を書き、人を泣かせ、人を怯えさせ、人を笑わせることによって、個々の魂のかけがえのなさを明らかにしようと試み続けること、それが小説家の仕事です。そのために我々は日々真剣に虚構を作り続けるのです。私の父は昨年の夏に九十歳で亡くなりました。彼は引退した教師であり、パートタイムの仏教の僧侶でもありました。大学院在学中に徴兵され、中国大陸の戦闘に参加しました。私が子供の頃、彼は毎朝、朝食をとるまえに、仏壇に向かって長く深い祈りを捧げておりました。一度父に訊いたことがあります。何のために祈っているのかと。「戦地で死んでいった人々のためだ」と彼は答えました。味方と敵の区別なく、そこで命を落とした人々のために祈っているのだと。父が祈っている姿を後ろから見ていると、そこには常に死の影が漂っているように、私には感じられました。父は亡くなり、その記憶も - それがどんな記憶であったのか私にはわからないままに - 消えてしまいました。しかしそこにあった死の気配は、まだ私の記憶の中に残っています。それは私が父から引き継いだ数少ない、しかし大事なものごとのひとつです。私がここで皆さんに伝えたいことはひとつです。国籍や人種や宗教を超えて、我々はみんな一人一人の人間です。システムという強固な壁を前にした、ひとつひとつの卵です。我々にはとても勝ち目はないように見えます。壁はあまりにも高く硬く、そして冷ややかです。もし我々に勝ち目のようなものがあるとしたら、それは我々が自らのそしてお互いの魂のかけがえのなさを信じ、その温かみを寄せ合わせることから生まれてくるものでしかありません。考えてみてください。我々の一人一人には手に取ることのできる、生きた魂があります。システムにはそれはありません。システムに我々を利用させてはなりません。システムが我々を作ったのではありません。我々がシステムを作ったのです。私が皆さんに申し上げたいのはそれだけです。エルサレム賞をいただき、感謝しています。私の本を読んで下さる人々が、世界の多くの場所にいることに感謝します。イスラエルの読者のみなさんにお礼を言いたいと思います。なによりもあなたがたの力によって、私はここにいるのです。私たちが何かを - とても意味のある何かを共有することができたらと思います。ここに来て、皆さんにお話できたことを嬉しく思います』。* * * * * * * * 私は、勇気のある素晴らしいスピーチだったと思います。小説家や歌手の方たちは、賞をとるためだけに小説を書いたり、賞をとるためだけに歌を歌うのではないと思います。その素晴らしい小説や歌によって心が癒され、救われる多くの人々がいることの方がどんな賞をとるよりもずっと価値のある事のように思います。(^-^)v
阪神タイガースが14日にリーグ優勝してから、当地では夏のような暑い日が続いています。朝、畑の野菜に水やりに行って帰るだけで汗びっしょりになりシャワーを浴びています。こんなにも毎日、汗をかいた夏もあまり記憶にありません。それとも、この頃記憶力がかなり低下しているので忘れてしまっているのかも知れませんが。今朝の朝刊の文化面に谷川俊太郎さんの詩が掲載されていました。谷川俊太郎さんの詩を読むと自分では表現できない「心の中にある言葉」に気づかせてもらえます。今回は「夕方」という題でした。何回も読んで、詩の中の言葉を味わっています。前回は、お盆の後で「お帰りなさい」でした。誰にでも「お帰りなさい」と呼び掛けたい人はいると思います。そして、そんな大切だった人にいつも見守られているような気がします。こんなにも暑い9月ですが、生き延びて毎日汗をかけることをもう少し味わいたいと思います。(^-^)v
ついに阪神のマジックナンバーが1になりました!佐藤選手が満塁ホームランを打ちました!アレが決まれば(たぶん)アレセールが1週間ほどあるらしいので阪神百貨店に行ってアレの雰囲気を味わって来ようと思っています !(^-^)v
島津亜矢さんのオリックス劇場でのSINGALONGコンサート(6/16)から3か月ぶりに神戸国際会館でのコンサート(9/9)に行ってきました。前回は、コンサートの前日に太極拳の2級検定の合格通知をもらったので、気持ちよく行くことが出来ました。今回も前日に陶芸教室のはじめての懇親会があって、知り合いがいないので一人ぼっちの孤独な会になるのかなあと不安でしたが、同じテーブルの方々と話が盛り上がって楽しい時間でした。そういう事が前日にあったので、気持ちよく神戸のコンサートに行くことが出来ました。一部は、演歌で構成されていました。1曲目は「演歌桜」でした。この曲や「海ぶし」などが好きです。とてもノリがよくて1曲目にふさわしいいい歌だと思いました。『音楽の日』や『アニサマ』などでジャンルを超えていろいろな歌に挑戦されているので、演歌を歌われた時に今まで以上の余裕と声の奥行がさらに増したように感じました。北島三郎さんの曲も3曲ほど歌われましたが、観客の人のリクエストに応えて、「川」をアカペラで一節歌われました。その時に客席がどよめいて、そのあと物凄い拍手がありました。たぶん推測ですがはじめて来られたお客様の中には、それまでの歌があまりにも上手いので口パクではないのかなあという半信半疑の気持ちがあったのかもしれません。でも突然アカペラで歌われた「川」を聴いてしまうと、もはやその歌怪獣ぶりを確信されたと思います。それ以降、客席の反応がより一層盛り上がったと思いました。はじめて生で聴いた「夜汽車」は、よかったです!名作歌謡劇場も素晴らしかったです。感動しました!私は、やっぱり途中の休憩時間は必要であった方がいいと思います。一部の余韻にひたれて、バンドの方たちも休憩できて、そしてトイレにも行けるので二部を心穏やかにゆっくりと聴ける気がします。二部も「To Love You More」や「悲しみがとまらない」など好きな曲が聴けてよかったです。ラストの3曲の中で「歌路遥かに」をフルコーラスで聴くことが出来て感動でした。この曲をはじめて聴いて島津亜矢さんのファンになったものですから。最後に美空ひばりさんの「歌は我が命」を歌われましたが、歌い始めの低音部が本当に素晴らしかったです!YouTubeで美空ひばりさんや氷川きよしさんの「歌は我が命」もお聞きしましたが、島津亜矢さんの「歌は我が命」は、お二人とはちょっと違っていて、亜矢さんの今まで苦労されたであろう歌手人生がひしひしと伝わってきて、超低音から超高音まですべての音域を使って、人生の深いところを表現されているように感じました。全身全霊で歌われていたように思いました。幕が下りるときの拍手と歓声がすごかったです。退場するときに聞こえてくる話し声を聞いていると、みなさん大満足されていました。今回も期待以上の素晴らしいコンサートでした!(^-^)v