英検の過去問を始める前にどうしてもやっておきたかった問題集を終えました(3巡しました)。

 

 

文の意味を、単語の意味・品詞・働きから導いていく、いわゆる品詞分解の練習本です。単語が分かっても訳せない文章に出会うことがあります。答えを見て、「あ〜こういう意味だったのか」と思ってもなぜ読めなかったのかまでは分かりません。さらに、日常で出会う文章は答えがないことも多い。そんな時に、答えを導き出す指針があればいいなと思っていました。著者の考え出した50個のFrame of Referenceという枠組みを使って、単語の働きや品詞から読み方を理解していく方法です。

 

 

これまでの学習で、たくさんの文章を返り読みせず英語から読むことができます。今回の問題集をやってみて、読めている時は、品詞分解しなくてもそれぞれの語がどんな風に使われているのかすっきり分かります。でも、何かに突っかかる時は、このFrame of Reference の問いに答えられない=品詞や語の働きが分かっていない、ということがよく分かりました。

 

 

1巡目は、著者の頭の中について行くのに必死で、分かったような分からないような感じでした。2巡目はノートを取りながら、少し理解が深まった気がしました。3巡目でやっと、上記のようにどんな風に頭を使って読めない英文を読み進めて行けばいいのかが分かった気がします。少し厄介な本ではあります。

 

 

まだまだ慣れない品詞分解ですが、英検の過去問を解き出した時に出会うであろう、読めない文章を読む鍵になるんじゃないのかなと思っています。もう少し練習したいなと思うので、同じ著者の書いた別の本を購入しようかなと思っています。

 

 

<New Words〜日常で出会った単語>

*は英検1級単語帳に出てくる単語

 

●英会話より

クリスマスの話しか子どもの話しで出てきた言葉

mayhem*:大騒ぎ、騒動