子どもと淡路島へ。食事は評判のいい宿で、と考えている家族は多いと思います。
でも小さな子どもがいると、夕食の時間がいちばん気を張りますよね。
「席を立ったり、大きな声を出したりしないか」
「周りのお客さんに迷惑をかけないか」
「途中で寝てしまったら、どうしよう」
だから「部屋食」で探す。その判断は正しいです。
ただ、ここに落とし穴があります。
宿が言う「部屋食」には、実は3つの意味があります。
- 客室でそのまま食べる、本当の部屋食
- 完全個室の食事処で食べる(部屋ではないが、他の客と会わない)
- 夕食だけ部屋食で、朝食は食事処
子連れが本当に欲しいのは「他のお客さんに気を遣わない環境」です。
だとすれば、2でも条件は満たせます。
この記事では、淡路島で子連れ利用を検討できる宿を、
食事の形・赤ちゃん向けの対応・子ども料金で比較しました。
2026年8月8日に、各施設の公式サイトを開いて確認した情報です。
結論:迷ったときの選び方
- 赤ちゃん連れで、客室でそのまま食べたいなら「淡路島洲本温泉 海月館」
- 子どもが動き回っても平気な環境がほしいなら「あわかん」
- 離乳食を宿で用意してほしいなら「淡路インターナショナルホテル ザ・サンプラザ」
おむつが取れていない子の入浴可否は、3軒すべてで公式サイトに記載がありませんでした。
赤ちゃん連れの場合は、予約の前に宿へ直接確認してください。
淡路島の子連れ向け部屋食の宿 比較表
| 宿名 | 食事の形 | 赤ちゃん向けの対応 | 子ども料金 | 所在地 |
|---|---|---|---|---|
| 淡路島洲本温泉 海月館 | 客室での部屋食(赤ちゃんプランは夕食のみ) | ウェルカムベビーのお宿認定。貸出品が豊富 | 0〜2歳は宿泊代金無料 | 洲本市海岸通1-3-11 |
| あわかん | 完全個室の食事処「洲本城下町」+専用キッズルーム | お子様大歓迎の記載。年齢別の子ども夕食あり | 記載なし | 洲本市小路谷1053-17 |
| 淡路インターナショナルホテル ザ・サンプラザ | 部屋食と食事処の両方がある | 離乳食を月齢別に提供(1食1,100円) | 記載なし | 洲本市小路谷1279-13 |
(各施設公式サイト/2026年8月8日時点。「記載なし」は公式に書かれていないという意味です)
3軒とも洲本市にあります。洲本温泉は淡路島の東海岸で、神戸淡路鳴門道の洲本ICが最寄りです。
失敗しない部屋食の宿の選び方
「部屋食」の3つの意味を先に理解する
冒頭でも触れましたが、ここがいちばん大事です。
| 形 | 内容 | 向いている家族 |
|---|---|---|
| 客室での部屋食 | 部屋に運んでもらう | 赤ちゃん連れ。寝かせたまま食べたい |
| 完全個室の食事処 | 部屋ではないが個室 | 動き回る年齢の子。広さがほしい |
| 夕食のみ部屋食 | 朝食は食事処 | 夕食だけ気を張りたくない |
「部屋食」と書いてあるから客室だ、と決めつけないでください。
予約画面の食事条件に、どの形か書かれています。
赤ちゃんが小さいうちは「客室」、動き出したら「個室」
生後まもない赤ちゃんなら、布団に寝かせたまま食べられる客室の部屋食が向いています。
一方で、ハイハイやよちよち歩きの時期になると話は変わります。
配膳された料理のそばで動き回ると、かえって気を遣うことになるからです。
その年齢なら、広さのある完全個室や、キッズスペースのある宿のほうが楽でしょう。
「夕食のみ部屋食」かどうかを確認する
朝食まで部屋食の宿は多くありません。
海月館の赤ちゃんプランも、公式サイトに「お部屋食(夕食のみ)」と記載されています。
朝食は食事処になることを前提に、朝の動き方を考えておくと当日慌てません。
離乳食は「出してもらう」か「持ち込む」かで宿が変わる
離乳食の扱いは宿によってはっきり分かれます。
サンプラザは月齢別のメニューを1食1,100円で提供しています。
一方、宿によっては持ち込みのみの対応です。
荷物を減らしたいなら、提供している宿を選ぶという基準の立て方があります。
淡路島洲本温泉 海月館|赤ちゃん連れで客室のまま食べたい家族に
向いている家族:0〜2歳の赤ちゃん連れ、荷物を減らしたい家族
食事の形:客室での部屋食(赤ちゃんプランは夕食のみ)
所在地:兵庫県洲本市海岸通1-3-11(公式サイト・2026年8月8日時点)
赤ちゃん連れで淡路島を探しているなら、最初に見てほしい宿です。
ミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」に認定
公式サイトによると、この宿はミキハウス子育て総研の
「ウェルカムベビーのお宿」を取得しています。
「厳しい100項目におよぶ審査を通過」と記載されています。
第三者の認定があることは、赤ちゃん連れにとって分かりやすい判断材料です。
赤ちゃんプランは「お部屋食(夕食のみ)」
公式の赤ちゃんプランのページには
「お子様連れも安心のお部屋食(夕食のみ)」と明記されています。
朝食は部屋食ではない点を、先に押さえておいてください。
貸出品が多く、0〜2歳は宿泊代金が無料
公式サイトに記載されている貸出品は次のとおりです。
ベビーベッド、バウンサー、ベビーバス(いずれも貸出無料)。
さらに子供用食器、おもちゃ、絵本、DVDセット、バンボ、椅子、
赤ちゃん用布団ステップ、ベビーバスチェア。
そして「0歳〜2歳の赤ちゃんの宿泊代金無料」と記載されています。
プランの対象は2歳までの子どもです。
この宿を選ぶ決め手
- ウェルカムベビーのお宿に認定されている
- 赤ちゃんプランが客室での部屋食(夕食)
- 0〜2歳の宿泊代金が無料で、貸出品も多い
向かないかもしれない人:赤ちゃんプランの対象は2歳までです。
3歳以上の子ども連れは、別のプランで食事の形を確認する必要があります。
離乳食の提供についても、公式サイトには記載がありませんでした。
あわかん|子どもが動き回っても平気な環境がほしい家族に
向いている家族:歩き回る年齢の子ども連れ、体験も楽しみたい家族
食事の形:完全個室の食事処「洲本城下町」
所在地:兵庫県洲本市小路谷1053-17(じゃらんnet・2026年8月8日時点)
「部屋食」ではありませんが、子連れにはこちらのほうが合う場合があります。
夕食エリアが完全個室仕様。専用キッズルームを併設
公式サイトによると、南館5階の食事エリア「洲本城下町」は
「ご家族皆様でゆっくりと夕食を愉しむ完全個室仕様」と記載されています。
さらに「エリア内に専用キッズルームを併設」と明記されています。
子どもが食べ終わって飽きてしまっても、遊べる場所がすぐ隣にある。
大人がゆっくり食事を続けられるのは、部屋食にはない利点です。
子どもの夕食が年齢別に用意されている
公式のお料理ページには、子ども向けの夕食が年齢別に記載されています。
- 小学生用「くじらさんごはん」
- 未就学児(3歳〜6歳)用「いるかさんごはん」
内容は自家製ハンバーグ、海老フライ、鶏のから揚げなどです。
大人の会席から取り分ける必要がないのは、親の負担が減ります。
釣り体験ができる
2024年4月に「淡路島観光ホテル」から
「あわかん〜釣りと家族の体験型旅館〜」へと変わった宿です。
公式サイトには、ファミリーフィッシング大会、船釣り体験、
プライベート釣り場といった釣り体験が紹介されています。
雨でも館内で過ごせる選択肢があるのは、子連れには保険になります。
この宿を選ぶ決め手
- 夕食エリアが完全個室仕様で、他の客と会わない
- 専用キッズルームが食事エリア内にある
- 子どもの夕食が年齢別に用意されている
向かないかもしれない人:客室でそのまま食べたい家族には合いません。
赤ちゃん向けの貸出品について公式サイトに具体的な記載がないため、
月齢の低い子ども連れは事前に確認してください。
淡路インターナショナルホテル ザ・サンプラザ|離乳食を宿で用意してほしい家族に
向いている家族:離乳食期の赤ちゃん連れ、荷物を減らしたい家族
食事の形:部屋食と食事処の両方がある
所在地:兵庫県洲本市小路谷1279-13(公式サイト・2026年8月8日時点)
離乳食への対応が、今回の3軒でもっとも具体的な宿です。
離乳食を月齢別に提供している
公式の赤ちゃんサービスのページには、離乳食の提供が明記されています。
料金は1食1,100円(税込)。
「おかず NO.7〜15 の中から1品、汁物 A〜D の中から1品のセット」という形で、
5〜7ヶ月、7〜9ヶ月、9〜11ヶ月の月齢別にメニューが用意されています。
「希望メニューは前日までにお知らせください」と記載されているので、
予約の段階で伝えておく必要があります。
夕食時か朝食時かを選べるとも書かれています。
お風呂まわりの貸出品が充実している
公式サイトに記載されている貸出品は次のとおりです。
シャンプーハット、ベビーバス、お風呂チェア、お風呂マット、
お風呂3点セット、小さめお風呂セット、幼児用お風呂マット。
お風呂に特化した品揃えなのが特徴です。
赤ちゃんを部屋で洗いたい家族には、実用的な内容でしょう。
食事は部屋食と食事処から選べる
公式サイトには「お部屋食」のページと、
メインダイニング「遊楽」のページの両方があります。
つまりプランによって食事の場所が変わるということです。
部屋食を希望するなら、予約時にその条件のプランを選んでください。
客室は全室が180度パノラマのオーシャンビューと記載されています。
この宿を選ぶ決め手
- 離乳食を月齢別に提供している(1食1,100円)
- お風呂まわりの貸出品が充実している
- 部屋食と食事処を選べる
向かないかもしれない人:赤ちゃんサービスの対象は
「1歳未満のお子様とのご宿泊」と記載されています。
1歳を過ぎた子ども連れは、別途対応を確認する必要があります。
家族の状況別に選ぶなら
0〜2歳の赤ちゃんと初めての淡路島
海月館が候補です。ウェルカムベビーのお宿に認定されていて、
0〜2歳は宿泊代金が無料。赤ちゃんプランは客室での部屋食(夕食)です。
離乳食期で、荷物を減らしたい
サンプラザが向いています。離乳食を月齢別に提供しています。
ただし赤ちゃんサービスの対象は1歳未満です。
歩き回る年齢の子どもがいる
あわかんが候補です。完全個室の食事エリアに専用キッズルームが併設されています。
雨でも館内で過ごしたい
あわかんを確認してみてください。釣り体験が用意されています。
予約前に確認したい7項目
1.その「部屋食」は客室か、個室の食事処か
2.朝食も部屋食か。夕食のみか
3.子ども用のメニューはあるか。何歳から対象か
4.離乳食は提供か、持ち込みか。持ち込む場合は温められるか
5.子ども料金はいくらか。添い寝は無料か
6.ベビーベッド、ベビーバス、子ども用椅子はあるか
7.おむつが取れていない子は大浴場に入れるか
同じ宿でも、プランによって食事の場所も子ども料金も変わります。
「どの客室を、何人で、どのプランで予約するか」まで確認してから決めてください。
淡路島の子連れ部屋食でよくある質問
Q.「部屋食」と書いてあれば、客室で食べられますか?
A.そうとは限りません。完全個室の食事処を「部屋食」と案内している宿もあります。
予約画面の食事条件で、どちらか確認してください。
Q.朝食も部屋食の宿はありますか?
A.今回の3軒では確認できませんでした。
海月館の赤ちゃんプランは、公式サイトに「お部屋食(夕食のみ)」と記載されています。
Q.離乳食を用意してくれる宿はどこですか?
A.淡路インターナショナルホテル ザ・サンプラザです。
5〜7ヶ月、7〜9ヶ月、9〜11ヶ月の月齢別に、1食1,100円で提供されています。
Q.赤ちゃんの宿泊代金が無料の宿はありますか?
A.海月館です。公式サイトに「0歳〜2歳の赤ちゃんの宿泊代金無料」と記載されています。
Q.子どもが食事中に飽きてしまいそうです。
A.あわかんの夕食エリア「洲本城下町」には、専用キッズルームが併設されています。
食べ終わった子どもが遊べる場所が隣にあります。
Q.おむつが取れていない子でも大浴場に入れますか?
A.今回の3軒では、公式サイトに記載を確認できませんでした。
記載がないことは「制限がない」という意味ではないため、宿へ直接お問い合わせください。
まとめ|「部屋食」の中身を確認してから予約する
淡路島で子連れの宿を選ぶときは、「部屋食」という言葉だけで判断しないでください。
客室なのか、完全個室の食事処なのか。夕食だけなのか、朝食もなのか。
中身が分かれば、子どもの年齢に合う形を選べます。
最後にもう一度、迷ったときの基準です。
- 赤ちゃん連れで客室のまま食べたいなら「淡路島洲本温泉 海月館」
- 子どもが動き回っても平気な環境なら「あわかん」
- 離乳食を宿で用意してほしいなら「淡路インターナショナルホテル ザ・サンプラザ」
おむつが取れていない子の入浴条件は、3軒とも公式サイトに記載がありませんでした。
予約の前に宿へ確認し、当日の過ごし方を決めておきましょう。
情報の確認日:2026年8月8日
食事の形式・料金・貸出品・対象年齢は変更されることがあります。
最新の情報は各施設の公式ページでご確認ください。


