2ヶ月ほど前に、

ひょんなことから手相を観てもらったときに

 

『欲がないですね~』

 

と言われて。

 

 

『え???』

 

あるよ!ある!!

あれもこれもしたいし、

あれもこれも欲しいし、

もっと欲しいし!!

 

 

 

とわたしの内側は即座に反論したけれども

 

 

それ以来

ずっとそのことがあたまの(こころの?)片隅に

居座っていて

 

 

ふとしたときに

よく顔を出してくる。

 

 

『わたし、欲がないのかな…』真顔

 

 

そういうのって

目に見えて計れるものではないから

ひとさまがどう、

わたしはどう、

と簡単に言えることではないと思うのだけれども、

 

 

欲がない

求めるものが少ない

満足してしまう

それ以上、受け取らない

現状に納得してしまう

 

 

 

そんなくりかえしをしているのかも。

 

 

文章にしてみたら、

なんかつまらないな、わたし。ショック

 

 

今以上に得てはいけない、と思っているのかも。

今に満足しなければならない、って。

 

 

10数年前に、家を購入したときに、

銀行の若い担当さんが、

営業フローの流れで

生命保険加入の売り込みのために、

ライフステージを想像して書き出してみましょう!という

ワークをしたことがあった。

 

 

全然興味がなくて

まだ子どももいなかったし

よくあるフローはよく目にしていたから

何を当てはめさせたいのか、

何を導き出させたいのかが

うすうすわかってしまっていたし

その若い担当さんも、

どちらかと言うと「保険営業をセットでしなければならない」から

やらせてください、

というようなスタンスだったから

わたしはほとんどリアリティなく

言われるがままにワークシートをうめていった。

 

 

駅前高層ビルの上階の

きれいすぎる応接ルームに座っていることが

居心地が悪すぎて

早くこの場を終わりにしたくて

 

若い担当さんの

「家族で海外旅行にどれくらいのペースで行きたいですか」

というような質問に

 

『いや、身の丈にあった暮らしで十分です』

 

と回答している、

今思えば、

本心ではない、

つまらないわたしがいたことを

違和感とともにずっと覚えていて

 

 

だから手相から

 

『欲がないですね~』

 

と言われたときも

 

 

こころの中のどこかで

あのときの発言、あのときの自分を

 

 

『嘘です。あれはわたしの本心ではなくて

 小さいときから親に教え込まれてきて、

 そうあらねばと採用してきた集合意識です。

 

 だから、もう前言撤回したいんです。

 もっと!得ていきたいんです。

 得ていいんだよ、って自分にOKしたいんです。』

 

言いたくて、

 

声をあげようと、うずうずと小さいわたしがもがいてた。

 

 

 

『もっと』を得ることのわくわくを想像して

わたしの中でわくわくをもっともっと広げていこう!

ついてくる現実を、受け取ろう!

それで、わたし自身の枠を広げていこう!

楽しみになってきたニコ