わたしのまわりには

バランス感覚がとてもよいひとが多い。

 

身体的なバランス感覚ではなくて、

ものごとの視点的なバランス感覚の方。

 

 

ジャッジメント(比較や良い悪いなどの評価や価値判断など)が

あまりなくて

そうなんだぁ

そういうのもあるんだぁ

けっこうなんでも耳に入れるし

それに対しての

決めつけや否定や拒絶があまりないかんじ。

 

すごいなあ。

素敵だなあ。

 

そういうひとの共通点として

他者をとても尊重しているし

他者から学ぼうとする姿勢が

どんなときもあるように感じる。

だから、

ますますすごいなぁ、素敵だなぁ、と

尊敬と憧れのまなざしになる。

 

 

そんなバランス感覚のことを

朝ごはんを作っているときに

何気なく思っていたら、

なんかひらめいた!

 

 

そうか、

バランスって

片側だけでは成り立たないから

 

バランスをとるには、

こっちのことも知って

あっちのことも知って、

 

広く大きくバランスをとるには

こっちのことも深く知って

あっちのことも深く知って

 

しかもそれって

あたまの中だけのことでなくて

体感覚を伴うくらいの

経験があった方が深く腑に落ちたりするし

 

ということは、

極端な両サイド(こっちとあっち)を知っているから

何かしらの経験があるから

いまここでのバランスを保てる状態にあるのか!

 

 

と思ったら、

どっちもやってみること、経験してみること

あえて偏ってみること、

偏っている(偏っていた)自分を否定することなく

すべては知るための過程を楽しんでいることを

受け入れたらいいだけなのかも、

 

 

と思えて、

なんだか嬉しくなった。

 

 

しかも、

こっちもあっちも

けっきょくは

「ここ」の中にあるものなんだよね。