こんにちは。
値上がり前にかけこんで（実際には電話で）オーダーしたクリストフルのスプーンの話から始めます
以前 大きく値上がりした後 いったんスターリングシルバーのみ値下がりしていたそうですが
今年の3月1日より 全体的に価格改定により値上がりをしたクリストフル製品
スターリングシルバーは 我が家には贅沢品なので 少しずつ少しずつ集めていく予定でしたが
ケチが災いして 値上がり前についついスプーンを6本注文しまして、先月 取りに行って来ました
クリストフルシルバー製品は国内で数が揃うのですが スターリングだと足りない場合は本国へオーダーとなります
テーブルナイフとテーブルスプーンを購入した後、次はソーススプーンを買おうと決めてたんですね
ご覧になった方はわかると思うんですけど クリストフルのテーブルサイズのスプーンって丸い部分がやけに大きくて 日本の食卓には不向きかなぁと
前回の買い物以降 ソーススプーンにしようか それとも ひとまわり小さいスタンダードサイズのスプーンにしようか揺れていたんですが
28cm 27cmのディナープレートと合わせた時、どうしてもスプーンが小さいとバランスが悪いように思えてしまって
また、パスタプレートで「すくう」という動作を試してみると どうしてもスタンダードスプーンでは違和感があるのです
日本の食卓でスプーンを使うシーンとして まず1番に思いつくのはカレーを食べる時だと思うんだけど、動作として 先端から口に含んでパクっとしますよね
でもナイフフォークを使う食卓でのスプーン使うシーンって 液状のものをすくって 傾けて横から口に流し注ぐ動作になるんですよね
ということは、
やっぱり大きくても バランスの良いテーブルスプーンにしておこう〜となったわけです
重なってて隠れてますが6本あります
やっぱり大きくて、重い！
実際にこれを使うことがあるのか大いに疑問ではありますが…
開封をして ふと気になったことがあります
刻印が不鮮明だったのです
もちろん 正規ルートでオーダーしたものなので間違いはないのはわかっているのですが
もしこれが 別ルートの輸入品だとしたら ちょっとどうなの？といった感じ
左端のマークは 銀の含有度が92.5%以上であることを証明する工芸の女神ミネルバの横顔が描かれたマークのはずなんですけど
実に不鮮明！
将来 私がこれを手放すことになった場合 疑われたりするのかしら？
なんて心配になったりもしますが
クリストフルの刻印も その年代ごとにスタイルを変えているのですが
今回は 現在のクリストフルシルバーとスターリングシルバーの製品の刻印について書いてみますね
左から順番に
⚫︎以前から持っていたスターリングのティースプーン、
⚫︎クリストフルシルバー パールのティースプーン、
⚫︎スターリング マルリーのテーブルフォーク、
⚫︎クリストフルシルバー パールのテーブルフォーク、
⚫︎スターリング マルリーのテーブルスプーン、
⚫︎クリストフルシルバー パールのテーブルスプーン、
⚫︎スターリング マルリーのテーブルナイフ、
⚫︎クリストフルシルバー パールのテーブルナイフです
古いスターリングシルバーのティースプーンは 刻印が古いもののようなので説明を省きます
基本 クリストフルシルバーのカトラリーには
チェスのマークとI OCの文字を含んだ正方形検証刻印と FRANCEの文字、
天秤の図柄の両脇にOとCが刻まれた登録商標刻印と 大文字でCHRISTOFLEの文字が、
ナイフは柄の付け根の表裏に、スプーンとフォークは左右に分けて 2種類の刻印が施されています
スターリングシルバー製品の場合は
ミネルバマークと STERLING、925の刻印と
菱形の中に蜂、三つ星、OCの描かれたクリストフルマークと クリストフルの文字、
この2種類の刻印が施されています
ナイフに関しては 刃の部分は スターリング、クリストフルシルバーのいずれもステンレス製となりますが、
両者では刃の部分の文字に違いがあるようです
クリストフルシルバーの場合、所有しているのはクリストフルの文字が斜めになった少し前のものなんですが
クリストフルの文字とフランスの文字があります
スターリングの方のナイフの刃の場合、
クリストフルスターリングとフランスの文字に加え、ステンレスブレイドの表記があります
現行製品であれば店頭で実際に確認できますが 古いものとなると 私には知識がないのでホンモノかどうかの判断ができるのかどうか…
今回わかったのは 正規ルートでオーダーしたものでも 刻印があやふやなものがあるよってことでしょうか 
品質保証、HALLMARKSについて書いてみました
では、また。