新型コロナウイルス関連の事業として

保健所等での電話相談事業があった

 

今年の4月下旬に、その電話相談にお集まりいただき事業報告会を開催した

2020年3月に、どの保健所でもマニュアルもない状況でスタートした電話相談 

その間、勤務した看護師の実人数は51名にものぼる

電話越しの見えない相手との会話は本当に大変な苦労があったことだろうと

容易に推測できる

 

未知の感染症に対する不安からくるクレーム

障害のある方やその家族からの相談

高齢の方や子どもについての逼迫した相談

証明書や検査キットについての問い合せ

症状で声が十分に出せない方からの相談

 

地方ならではの理解が難しい方言もあっただろう

帰宅しても寝床についても、電話の呼出音が耳から離れないことも度々あったという

電話相談員みなさんが、電話の向こうの生活を支えていたことを思うと

看護の思いが伝わり、なかなか感動する報告会であった

 

諸説あるようだが「聴」という漢字は「"十四"の"心"で"耳"を傾ける」という意味から

成り立っている字だという
1 受容する心 2 共感する心 3 好意的な心 4 興味を示す心 5 肯定する心

6 優しい心 7 理解する心 8 ゆったりとした心 9 誠実な心

10 先入観のない心 11 明るい心 12 公平な心 13 信頼の心 14 感謝の心

 

5類移行を前に、連休に入る前の5月2日で実質電話相談が終了したが

大変な時期を支えてくれた電話相談員のみなさんには本当に感謝しかない