時間は瞬く間に過ぎていき、気が付けば9月に入っていた

9月7日は二十四節気で白露(はくろ)というらしい。しらつゆが草に宿る時季なのだそうだ。

とはいうもののまだまだ暑い日が続いている。


今年は、春の新型コロナウイルス感染症の流行、夏の猛暑による熱中症、

そして秋口に入り台風による豪雨災害と

休まる暇もなく、立て続けに色んなことが押し寄せてきている。

ある日のこと、新幹線ホームで両親が子供を見送りしていた。
その時耳に入ってきた言葉。

母親が子供に対して

「目的を見失わないようにね」と諭すように話していた。
子どもの反応は確認できなかったが、

大学生がコロナで遅れていた入学のために出発するのか

夏休みで帰省していて帰るのか

そんなところであろう

誰しも若い頃は迷うことが多いと思う。

夢を持って、苦労して看護職になったものの
自分のやりたいことと違うと感じる、勤め先の病院を変わる、

あるいは看護職そのものを辞めて別業種へ転職するなど。

その時の母親の言葉は、まるで自分に向けられたようで心に沁みる言葉だった
折々に触れて支えになる、素晴らしい言葉を贈っていると感じた