連日の猛暑。

北国である青森はまだましだが、

全国的には危険なレベルの気温が続いている。

冷房の効いている室内は快適だが、屋外との温度差が大きく、体調が気になる日々である。


新型コロナウイルスの対応として、恐らく誰もが毎朝検温した後に出勤していることと思う。
更には、駅や研修会場、宿泊先のホテル、訪問先の各種施設等などでも再確認したりする。

体温と言えば組織にも、そこで働く職員にもそれぞれ”体温”があるという。
”体温が高い”とは、仕事に燃えて、現状打破しようとすることなどを言い、
”体温が低い”とは変化を好まず、旧態依然とした状態を好むことを言う。
この、組織と職員の”体温”のギャップが大きいと問題が生じると言う。

組織の”体温”が熱すぎると人は長居できない。
”この病院は忙しすぎる”と感じた看護師が辞めていくことになり
また、ストレス性の疾患に陥るスタッフがでてくる場合もある。
過度に忙しすぎるなどの「熱湯風呂状態」の組織から、
スタッフを救うのが管理者に必要なマネジメントである。

何でもそうだが、平熱も個人差が大きいから一概には言えない部分もある。

”熱”に対する耐性も個人差があるだろう。


興味のある方は、日本看護協会 機関誌「看護」に連載されている

「これでワンランクUP!!相手も自分も責めないコミュニケーション術」の

「熱い看護師が辞めない組織をつくるには」(7月号・8月号掲載)を

ぜひともご覧いただきたい。