看護協会運営本部では、10月から次年度の計画に全パワーを傾注しています。
教育研修については、例年であれば各支部から支部要望事項を提出していただき
検討を進めてきました。
今年度はそれを廃止し、代わりに教育懇談会を開催することにしました。
その理由は、研修希望の背景を十分に把握できないこと、
また本会で企画している意図が十分に伝わっていないことなどがあります。
例えば、3年計画でステップアップしていく研修に
毎年、初回に参加した受講者が参加するため成果につながらない。
また、同じ研修を毎年繰り返すだけで、指導者を育成できないなどがありました。
これでは会員にとって効果的と言えないため、
現場と本会で情報を共有し、方針を確認する必要があると考えました。
【教育懇談会プログラム】
1 教育体系・今年度の研修実施状況について 教育研修課長 岸田 公子
2 来年度の計画案について 教育委員会委員長 岸 千加子
3 長期研修および受託研修について 常務理事 前田 隆子
4 意見交換「看護管理者、教育担当者が要望する教育計画について」
5 新卒看護職の離職について ナースセンター長 福多 彩子
6 青森県看護職員需給推計について 青森県健康福祉部医療薬務課 阿部 祐子
7 意見交換「新卒看護職の確保と定着について」
研修内容の希望、評価や受講率、会場として大規模病院の会議室等の活用、
新人教育でのシミュレーターの活用、指導者の育成が困難、圏域での研修開催要望等
様々な内容について活発な意見交換ができました。
初の教育懇談会でしたが、なかなか上出来だと感じています。
今回の成果を活かし、次年度の計画に反映させたいと思います!