日が短くなると同時に、暑さも落ち着いてきたような気がします。
お盆が過ぎた青森は、早くも秋の気配を感じさせます。
さて、青森県看護協会では、8月17日(土)に
「看護労働環境対策委員企画セミナー」を開催しました。
お二方の講師に、それぞれ以下の内容で報告・講演いただきました。
1.青森県看護協会看護労働環境対策委員会 副委員長 村上 眞須美 先生
「青森県における看護職の夜勤・交代制勤務の実態調査の報告」
2.社会医療法人 明和会医療福祉センター 竹中 君夫 先生
「管理者も夜勤する人もしない人もみんなが納得する働き方改革
~時間外・有給休暇・勤務間インターバルから夜勤要員確保対策まで~」
セミナーの参加者約170名のうち10名が事務や技術職の方でした。
看護職は、ほとんどが主任看護師以上の職位の方で、
テーマへの関心の高さを示しているといえます。
村上先生は、昨年実施した看護職員実態調査結果について、
時間外勤務に注目して報告していただきました。
竹中先生には、事前に以下のような質問をお送りしました。
Q.管理職に超過勤務手当が適応される業務内容について
Q.業務の進捗が他者と比較してゆっくりである職員に対して
タイムマネジメントを指導する具体的な方法を教えてほしい
Q.看護協会が開催するe-ラーニングについて
自宅にネット環境がないため勤務後に職場で受講する場合は
時間外勤務に該当するか
上記のような内容について、一つ一つ丁寧に回答していただきました。
参加者の感想を一部紹介すると
「役立てられる内容であった」「事務に聞いてほしかった」
「ユーモアたっぷりで楽しかった」「スタッフに説明ができる」
「全国同様の課題を抱えていると思った」
等々、とても反響が大きかったです。
看護労働環境対策委員の皆様、本当にお疲れ様でした!
私自身は、今回、予想以上に多くの県内の看護管理者が集まったことに驚きました。
これだけの看護管理者が一堂に会するセミナーはなかなかないのではと思います。
また、これだけ集まれるのであれば、何か成し遂げることが出来ると確信しました。
更なる取り組みの推進を期待すると同時に、とてもワクワクしています。
9月29日(日)はハラスメントについてのセミナーを開催します。
是非、多職種を誘ってのご参加をお待ちしています!