7月20日(土)に「青森県看護協会役員・看護管理者等合同研修会」を開催しました。

 

当研修の目的は、

病院・高齢者施設・訪問看護ステーション・保健所・

市町村の看護管理者等と本会の役員が、

青森県の健康課題や保健医療福祉政策を共有すること。

 

また、本会の運営方針や重点政策を共有することにより、

看護職のリーダーとしての役割を再認識するとともに、

ネットワーク構築を推進し、当協会の組織強化を図ること。

そのことによって、県民の健康な生活の実現に寄与することとしました。

 

その目的を達成するために、

中南地域県民局の地域健康福祉部長、山中朋子先生を講師にお迎えし

「地域の健康課題と保健医療福祉政策の現状から看護に期待するもの」と題し

ご講演いただきました。

 

その講演を基に、午後にグループワークを行い

現状の課題を出し合い、ネットワークの構築を推進する場にしました。

地域包括ケアとはどういうものか、なぜ地域包括ケアを推進するか、

今後の方向性についてイメージできたのではないでしょうか。

 

また、県の地域医療構想調整会議の構成メンバーとして、当協会各支部から

支部長たちが出席していますが

地域医療構想について、何故、示されてどう変化していくのか。

そのために看護が行うべきことなどについて理解が深まったと思います。

 

看護管理者は組織の代表です。

組織と組織をつなぐときは、

まず管理者が動き、看護管理者同士がつながることが第一歩です。

特に地域の中核病院では、自身をその動きの発信者としてとらえ、

行動することが大切であると思います。

 

それぞれの立ち位置を確認し

役割を認識し

その責務を果たすため

この研修会は大変有意義なものであったと思います。

 

なお、本研修は、日本看護協会の組織強化事業に手上げをし

日看協からの補助を受けて開催した事業です。