日本看護協会主催の「認定看護師制度再構築に関する説明会」が
宮城県看護協会で開催されました。
プログラムは以下のとおりで、本県からも実践報告が行われました。
1.認定看護師制度再構築に関する説明
日本看護協会 常任理事 荒木 暁子
「これからの認定看護師に期待される役割・活動」
2.実践報告
十和田市立中央病院 看護師長 皮膚・排泄ケア認定看護師 木村英子
「特定行為研修を修了した認定看護師の立場からからの報告」
十和田市立中央病院 看護局長 簗場理利子
「認定看護師が所属する施設の管理者の立場からの報告」
東北以外の関東圏域からも参加しており、席は満席で、キャンセル待ちとなっていました。
専門看護師や教育現場、認定看護師や厚生連本部や県の立場から
活発に質疑応答が行われ関心の高さがうかがわれます。
実践報告の内容は、"特定行為研修を修了した認定看護師として"、
"実践の効果について"、"重症予防や症状の改善"、
そして、"ケアの質向上ができる看護師の育成"などが報告されました。
看護管理者としての報告は、研修にどのような資質を持っている看護師を派遣するか、
組織や他団体への働きかけについてどのように行うか等の報告でした。
「看護師として特定行為を実践するということ」その点がキーワードとして語られていました。
本県には、認定看護師養成機関も特定行為研修の機関もありません。
どのように推進し活用していくか、皆で知恵を出し合いましょう!