リボン2015年 初めての出会いリボン

2015年のある日、子供の頃から良く母とお参りに行く所へ向かっている途中にあるガソスタが目に入り、たまたまそこで働く男の人に目が行きました。


接客中の彼が笑った顔が目に入ってきた瞬間「可愛い笑顔やなーっラブラブラブラブ」と思いドキっとしてその瞬間 「彼と付き合いたいなピンクハート」って思ったのを覚えています。


そこからちょくちょく洗車しに行ったり、ガソリン入れに行ったりしていました。


ある日、母と旅行に行く為にガソリンを車に入れている時に入れすぎてガソリンが私の服と床にかかってしまいました。


その瞬間、彼が走ってきて「大丈夫ですか?」と声をかけられパニックっていた私は彼の顔を見ず「大丈夫ですアセアセごめんなさい。床にいっぱいこぼしてしまいした。車爆発したりしませんか!?アセアセ」と聞いていました。


彼は笑って「大丈夫ですよ!」と答えました。


そこでしっかり彼の顔を見て「あっ!あのお兄さんか!!可愛い笑顔やなーっラブ」って思っていました。


けれど、とある日から彼の姿を見ることはなくなりました。



リボン3年後の再会リボン

3年後の2018年に偶然、そのガソスタに寄った日、入るなり急に彼が目に入りました。


ガソリン入れようと車から出ると彼が近寄ってきて、私も会えた喜びとびっくりしてドキドキしていました。


彼から「久しぶりですね」と言われ「久しぶりですね。全然ここのガソスタに居なかったですよね!?」と聞いていました。


「違う店舗に居ました」と彼が苦笑いで答えました。


その日はこの会話だけで終わりました。


この日を境にちょくちょくガソスタに行くと彼から話しかけられる事も多く、私も頻繁にガソスタに洗車やガソリンを入れに行っていました。


その後、私に他の彼氏が出来て、彼の居るガソスタに行った時にタイヤ交換の必要があると言われました。


タイヤ交換にお金をかけるのが嫌だったので、プライベートにやって欲しいと冗談っぽく言ってしまいました。


数日後、洗車後の吹上をしてると、彼から「タイヤ交換してあげるけど連絡先知らんよね?」と言って連絡先を渡して仕事に戻っていきました。


その出来事にびっくりして「えっ!?  今…!?」と驚きを隠せず、でも嬉しくて正直「なんで、この彼氏が出来たタイミングショボーン」と思っていました。



クローバークローバー

 


その2日後彼とのLINEのやり取りが始まり、変わらずガソスタに行くと話をする、車の整備してもらうという日常を送っていました。


ある日彼から「今度ご飯行かへん?」と連絡がきて「行きたい」と思ったのですが「彼氏に悪いから行けない」と返信しました。


その後も彼からの連絡や「私が作ったご飯食べたい~」などのアピールが増えていました。


この頃から彼氏と上手く行かない悩みが増えていました。


ある日、いつものように洗車後の吹き上げしている時に彼が来て私の方から「ほんとはご飯行きたかった」と伝えました。


彼は「彼氏おるでって言ってから行けんと思ってた~」と笑ってました。


「また行こね!!」と伝え彼はまた仕事に戻って行きました。


この頃からプライベートで彼の仕事終わりに車の整備などをお願いして会うようになっていました。


その頃の私は、彼氏との上手くいかない関係に悩みが増えていくばかりでした。


そんな時、私の中で彼氏との悩みが耐えられなくなり彼とプライベートで会った時に「彼氏と上手くいってないの?」と聞かれ「うん…」と答えました。


私の彼氏はバツイチで元嫁さんとの関係がまだ続いていて子供も引き取りたいと思っている彼氏であること、バツイチの彼氏が初めてで仕事も多忙な彼氏にどう接したらいいのか分からないと話をしました。


彼は「俺もバツイチ」と話してきて「引いた?」と聞いてきました。


「引いてないよ。」と答えました。


その後も彼と良く会って彼氏の悩みを聞いてもらっていました。

 


クローバークローバー



ある日、彼氏の態度にイラッとしてその気持ちをぶつけたらいきなり着拒されるという出来事が起きました。


彼氏に着拒されたのが初めてでパニックになり彼に相談していました。


彼は「忘れたら?」と言っていました。


それでも私の気持ちを聞いて私が諦めたくないなら「頑張れって」言って応援してくれていました。


けれど、彼氏との関係は修復不可能になり破局しました。


その後、彼にもそれを伝え、あまりにヘコんだ私に初めて頭ポンポンしながら「今は好きなことしなっ」て言ってくれていました。


「新しい彼氏を作れとかは言わんのや…ショボーン」って思っていました。


その後も彼のLINEの言葉での支えなどあり、彼と付き合いたいという気持ちが芽生えていました。


私達のLINEは、脈アリなのか脈ナシなのか分からぬ駆け引き的なやり取りが増えていました。