#妄想の鉄道車両 
#架空の鉄道車両 
日本国有鉄道BD30-1
北陸本線坂田-田村間で使用されていた試作交直流電機ED30-1を改造した蓄電池機関車である。
車体/走行機器は種車のものを流用し、屋根上の屋上特高圧機器やパンタグラフと交直流機器を撤去しキャブ内に蓄電池とサイリスタチョッパ制御装置を設置した。
昭和53年に改造後は吹田工場内での入れ換えに使用され昭和60年に鉄道総研に試験車両として送られた後、昭和63年に交直流VVVFインバータ試験電機ED96に改造された。
なお撤去されたサイリスタチョッパ制御装置はEF67−100/ED63増備車に流用された。

#妄想の鉄道車両 
#架空の鉄道車両 
日本国有鉄道→日本貨物鉄道ED96-1
元ED30-1改造の蓄電池機関車BD30-1を昭和63年、鉄道総研主導で川崎重工業と三菱電機と日立製作所の共同で再度VVVFインバータ電機に改造した交直流試作電機である。
車体と台車は種車のものを流用するがパンタグラフ(PS22)と交直流機器を屋根上に再度設置。
台車は種車のDT123形に揺れ枕を付加し歯車装置、主電動機、輪軸は新方式のものを新製した上で取り替えるなどの改造を行った上でDT123A形に形式変更した。
主制御器はGTO素子によるVVVFインバータ制御装置(三菱電機製)を4つ搭載し主電動機は定格出力1000kwの三相交流誘導電動機(日立製作所製)を4つ搭載し1個の制御器で1個の主電動機を制御する個別制御を初めて採用した。
歯車装置、駆動装置は新たにリンク駆動方式に変更。
運転台機器も大幅に変更され
主幹制御器とブレーキハンドルが別個の前後操作式ツーハンドルマスコンに変更されブレーキ装置も回生ブレーキ/発電ブレーキが搭載された。
対応電源は直流1500V/交流20000V(50Hz/60Hz)の3電源対応であり全国の電化区間を走行できる構造となっている。
鉄道総合研究所の所有車両としてJR貨物新鶴見機関区/吹田機関区に所属し東海道本線・山陽本線・関門トンネル・鹿児島本線・北陸本線・東北本線・常磐線・日本海縦貫線・津軽海峡線などで試験走行に用いられ
後のEF200(日立)・EF500(川崎重工業+三菱電機)やED500(日立)・EF210・EF510などへの開発データを残した後、2000年に廃車され後に北陸本線の長浜鉄道スクエアにED70−1、D51-793とともに保存される。