#架空の鉄道車両 
#妄想の鉄道車両 
東武鉄道250系(史実とは異なる)/270系
赤城・伊勢崎方面への優等列車である急行『りょうもう』に運用されていた1800系を置き換えるために投入されていた200系の最終増備改良形式として1998年に4両編成×1本+2両編成×1本(251F)と
1999年に予備の増結用ユニットとして270系の2両×2 本の計10両がアルナ工機で製造された。

200系との相違点は200系の種車である1700系と1720系DRC全車が200系への更新済で払底したため
主制御装置/主電動機/台車などの走行機器類を当時の最新型通勤車30000系を基本としたVVVFインバータ制御の完全新製車となったため

基本車体形状やクハ251-1.6の前面形状並びに塗装等は200系と同一のものを踏襲するものの車体は200系の鋼製からアルミ製へと変更され編成が赤城・伊勢崎・佐野線への分割併合運用を考慮し貫通型先頭車を組み込んだ


<浅草>

クハ250/251-1(Tc1) •モハ250/251-2<(M1:VVVF・空気圧縮機・パンタグラフ2基)> •モハ250/251-3(M2:VVVF・SIV)•クハ250/251-4(Tc1A∶SIV) +モハ250/251-5(Mc1A:VVVF・空気圧縮機・パンタグラフ1基)> •クハ250/251-6(Tc2:SIV)

<赤城/伊勢崎/葛生>


と増結用として

<浅草>

モハ270/271.272-1(Mc2B∶VVVF・空気圧縮機・パンタグラフ2基)•クハ270/271.272-2(Tc2B∶SIV)

<赤城/伊勢崎/葛生>



の4両×1本+2両×3本の計10両の構成となった。


そのうち貫通型先頭車であるクハ250/251-4(Tc1A) .モハ250/251-5(Mc1A)並びに

モハ270/271.272-1(Mc2B)•クハ270/271.272-2(Tc2B)

の前面形状はJR東海383系電車貫通型に似たアルナ工機提案の両開きプラグ式外扉装備の自動併結式貫通扉付きの貫通型となり後の増備形式である280系にも踏襲された。

走行機器は30000系を基本とし変更を加え

台車はSS-138・038(社内形式TRS-95M・95T/基礎制動装置:ユニットブレーキ)を基本に走行安定性向上の目的でヨーダンパを設置した住友金属工業製モノリンク式軸箱支持ボルスタレス台車SS-151(社内形式TRS-96M、電動車用台車)・SS-051(社内形式TRS-96T、制御車・付随車用台車)を採用し
主電動機は30000系と同様の三相交流かご形誘導電動機TM95(定格出力:190kw・動力伝達駆動方式:TD駆動)
を搭載するが

主制御装置はモハ251-2.3(M1.2)は30000系と同様のIGBT素子使用の日立製作所製VVVFインバータ制御装置VFI-HR1420B(2000V/400A)

モハ251-5(Mc1A)とモハ271.272-1(Mc2B)

の主制御器は2両編成使用時の冗長性を考慮し近鉄16400系で採用実績のある日立製作所製IGBT-VVVF制御装置VFI-HD2420A(1両あたり1C2M制御×2)を採用した。


歯車比は優等列車の用途を考慮した5.28(95:18)とした。

ブレーキ装置は電気指令式空気ブレーキHRDA-2形(常用制動:回生制動優先/応荷重装置・抑速制動(定速制御連動型)・抑圧制動・増圧機構付き)とし後に全電気ブレーキが搭載された。

運転台の主幹制御器は30000系と同じくワンハンドルマスコンを採用し車両情報制御装置も設けられている。

集電装置はシングルアーム式パンタグラフPT-7112AをM1車(モハ250-2)に2基、Mc1A車(モハ250-5.モハ270•先頭車前頭部寄り)に1基それぞれ搭載し
補助電源装置はIGBT式SIVのINV114-B0(190kw)をM2車(モハ250-3)、Mc1A車(モハ250-5.モハ270)に設置、空気圧縮機はHS-20-IをM1・Mc1A•Mc2A(モハ250−2.5.モハ270)車に1台ずつ設置し
空調装置は集約分散式の東芝製RPU3002AJ(冷却能力10500kcal/h)を1両あたり3基搭載する。
投入後から主に佐野線直通の分割併合を中心に使用され業平橋•北千住発着の運用では中間に280系を組み入れ8〜10両の運用に使われたり多様な編成を組んで運行された。
後に貫通型先頭車Mc1A車(モハ251-5)の主制御器•主電動機を東芝製VVVFインバータ制御装置(SVF098系列・1C1M)•永久磁石電動機、増結用ユニットのMc1B車(モハ271-1)の主制御器•主電動機を日立製作所製フルSiC-VVVF(1両あたり1C1M×4)•8極永久磁石同期電動機に変更された。
編成組み換えによりMc1A車(モハ251-5)•Tc1A車(クハ251-4)が2両編成を組成し形式を270系モハ273-1•クハ273-2に改番し、Mc1B車(モハ271.272-1)•Tc1B車(クハ271.272-2)とともに500系リバティと連結する形で引き続き『りょうもう』の運用に使われ
残るクハ251-1•モハ251-2•モハ251-3•クハ251-6は内装等を変更した上、観光電車に改造された。







東武鉄道250系観光電車
特急『りょうもう』の半数を分割併合運用の『メトロりょうもう』を除き500系『リバティ』に置き換える事となったため
そのうち完全新製車である250系を
『メトロりょうもう』増結用に転用捻出された貫通型先頭車Mc1A車(モハ251-5→モハ273-1)•Tc1A車(クハ251-4→クハ273-2)と増結用貫通型Mc1B車(モハ271-1)•Tc1B車(クハ271-2)を抜いた残る4両(クハ251-1•モハ251-2•モハ251-3•クハ251-6)を東武鉄道線内全線(本線系統・東上線系統)並びに秩父鉄道・野岩鉄道・会津鉄道・JR東日本乗り入れ可能な観光電車に改造した。
車体塗装は観光電車向けに変更し、車内内装はコンパートメント仕様の個室や3列のリクライニングシートなどに変更し車内Wi-Fiを設置。
客用扉のないモハ251-3はラウンジ車となりバーカウンター・イベントスペースを設置。
制御装置・主電動機は日立製作所製IGBT-VVVFインバータ制御装置VFI-HR-1420B(2000V/400A)・TM-95(定格出力190 kW)の制御ソフトウェアを大幅に調整し100系スペーシアと同等の性能に改められ
日光線・鬼怒川線・野岩鉄道線並びに会津鉄道線での走行のため急勾配走行対策工事を実施し、抑速ブレーキ/勾配起動ブレーキ/耐雪ブレーキ並びに全電気ブレーキ(モハ251-2.3)を設置、運転台機器は主幹制御器を500系『リバティ』と同じ左手操作のワンハンドル式に変更し保安装置も東武型ATS並びに秩父鉄道線仕様のATSやJR東日本乗り入れ対応にATS-P形、JR線用列車無線装置、EB並びにTE装置、信号炎管の設置工事を行った。
改造後は東武線内の臨時団体列車並びに野岩鉄道、会津鉄道、JR東日本線内にも乗り入れ更には秩父鉄道線を介して東上線にも入線した。