さぁ!遂に来るべきGSRカップがあと一週間に迫って参りました!!
が、その前にもうひと叩き。本番直前に平田クリテに出てまいりました。
当初は、この週末はGSRに備え、適度なポタリング程度にしておくつもりでしたが、
色々、思うところがあって、平田と、その前に二之瀬を登る走行会にも参加してきました。

その辺りの事情は、僕があまり言うべき事でも無いので割愛いたします。
ただ、自転車に乗れる日々、今日のレースが終わって、また次のレースを考える日常が
如何に尊いかを学ばせていただき、そんな時間を大切に過ごす事を託された、
非常に意義の有る一日になりました。

さて、まずは二之瀬の登版です。

とある呼びかけに応じて、中部地区のサイクリスト有志一同が集まっての走行会でした。
早朝にもかかわらず、結構な数の皆さんがいらっしゃいました。
なんか、速そうな、というか確実に速い人達が沢山来てましたよ。
ヤバイ、この集団ヤバ過ぎる・・・・。平田の前に潰れてしまうのでは、
なんてかなりびびりましたが、そもそも今回は速く走る事が目的の集まりではありません。
適度なペースに合わせてくださり、丁度良い感じに汗をかく程度で登頂。
平田へ向けてちょうど良いアップになりましたし、
それ以上に沢山のやる気を得る事が出来ました。
本来こちらがエールを送る側だったのですが、何も出来ず。それでも少しは何かが届いていたら良いな。

そして下山です。
二之瀬は僕にとってはコレが鬼門。
登版中毒の僕が殆どこの峠に近づかない理由は、下山がこわいからです。
登るのは大好きですが、下るのは大嫌いなんです。
特にこの二之瀬は、道路幅が狭く、コーナーのRもキツイ。
挙句に、ガードレールの向こう側が崖になってるような区間が長く続きます。
もう、怖くて、半ベソ状態で下りました。

更に続いて、平田クリテに出場。
タイムスケジュールがタイトで、受付締め切り直前にサインをしてレースに参加となりました。
エントリーしたのは前回と同じC5-5。
いつもの平田の長方形のコースを5周回で争われます。
駆けつけだったので、スタート順は後ろの方でした。
スタート直前から雨が降り出し、ウェットコンディションでのレースとなりました。
そんな状況でレースはスタート。
一周目、バックストレートに入ってからのリアルスタート直後。
するするっと前に上がって自分のポジションを探していると、
ちょうと目の前に居た選手2人が、なにやら逃げの相談をしていました。
行くのかな?行くのかな??ってわくわくしながら観ていたら、やはりその2人がアタックを開始。
集団の前に飛び出して行きました。
こんな面白そうな動き、乗らないわけには行きません。その動きに合わせて僕もアタック。
三人がスタートアタックを仕掛ける格好になりました。
しかし、飛び出してはみたものの、イマイチ協調がうまく取れません。
何とかメンバーをまとめようと先頭に出て、
自分の後ろを指差しドラフティングに入って欲しい意思を示しましたが、やはり協調は取れません。
アーリーアタック失敗で、集団に戻りました。
すると、カウンター気味に別の2人の選手がアタック。
コレは見事に協調が取れた二人の動きで、逃げになりました。
逃げを捕まえたい数人が先頭でローテーションを開始。
今度はそれに参加します。
流石、集団で先頭を走る選手達だけあって、先頭交代を上手くこなしてペースを上げて行きます。
コーナーを過ぎた先でふと後続の様子を確認すると、なんと後ろも離れています。
追っていた僕を含む三人が相談をして、とりあえず集団に戻る事に。
集団に戻った所で改めて逃げの二人を吸収して、レースは振り出しに。
展開は振り出しですが、僕の脚は振り出しではありません。
スタートアタックをした上で、さらに追走のローテーションにも参加と、かなり脚を使っていて、
ペダリングが乱れて来てしまいました。
何とか集団に混じってレースを勧めますが、最終周回に入る所で集団は更にペースアップ。
とうとう追走が苦しくなり、集団から離れてしまいました。
なんとか集団のすぐ後ろを常時キープしていましたが、
やはりゴールスプリントには参加出来ず、
優勝争いを遠くに見ながらグルペットでゴールになってしまいました。



やはり前半で動き過ぎたのが最後まで脚を残せなかった要因でしょうか。
しかし、じっと耐えるだけのレースをするようは、こうして走った方が自分らしいのかなとも思います。
こうした上で、最後まで走れるようになりたいですね。
まずは今出来る事を精一杯、来週のGSRカップで出して来たいと思います。