久しぶりに平田クリテに参加して参りました。
一年ぶりの復帰戦です。
やはりレース会場は良いですね。
特に平田は、本当に自転車が大好きな人達が集まってる感じで、凄く楽しいです。

さて、今回の復帰にあたって、当面の目標を定めております。
目指すレースは4月25日 第2回GSRカップ
昨年秋に出場し、大惨敗に終わったオタクのオタクによるオタクの為のレースです。
この大会のクリテリウムの下級カテゴリーで自分なりに内容のある走りをするというのを目標にしました。
また、同時に開催されるエンデューロでは力強いパートナーを得てチームを組む事になり、力が入ります。
少しでも走れるようになろうと練習を続けておりますが、
平坦のクリテリウムはやはり経験が大切です。レース感を取り戻す為、この1月からレースに戻る事にしました。

平田クリテは、今年からカテゴリー分けが変更になっています。
最下級のカテゴリー5を更に二つに分け、
カテゴリー5-4とカテゴリー5-5と二つのレースが行われる事になりました。
以前出場していた頃はカテゴリー4に出場していましたが、
その頃の事を思うとまだまだ体が出来て無いと感じているので、新設されたカテゴリー5-5にエントリーしました。

レース前、久々でのんびりやっていたら、いつの間にかローラー回す時間がなくなってしまい、
実走るのみでアップする事になってしまいました。
今回はなし崩し的にそうなってしまいましたが、目指す本番GSRカップは輪行での参加を予定していて、
そうなると当然ローラー台を持って行けません。
これも本番に向けての良いスクーリングになるかと思うと結果的に良かったかなと思います。

さてレースです。
今回のカテゴリー5-5は一周2kmのコースを5周するクリテリウム。
スタート地点からしばらくはアクチュアルスタートで、集団が落ち着いた所でリアルスタートになります。
レースが始まって序盤は大きな動きは無く、僕の脚でも無理なく追走できるペース。
最初はどれくらい自分が付いていけるかわからなかったので、
集団前方に潜り込んでペースを探りながらの走行。
二周目あたりのバックストレートで僕の前の選手数名が中切れしかけている用に見えたので
慌てて加速してジャンプアップして更にポジションを前に押し上げました。
しかしこの動き、結局加速する前に中切れしかけているように見えて選手もちゃんと追いついてきて、
集団はすぐにまた一塊になりました。僕一人だけが焦って無駄に脚を使った感じ、
この辺りが久々で感覚が取り戻せていない部分ですね。
本当に千切れかけている集団と、
たまたま流れでちょっと離れちゃっただけの集団の見極めが出来ていません。
番手も上がった所で先頭のローテーションに参加します。
常時前方で5~6人ぐらいが回っていたでしょうか。
カテゴリー5-5と言えど皆さんレース慣れしているようで、綺麗にローテーションしてレースを作っていました。
僕の脚でも何とか回していける感じ。
それなら苦手なコーナーの立ち上がり加速を集団後方でして脚を使うより、
先頭を引いてでも前方でコーナーに入った方が結果的に脚が残せます。
思惑通り、何度か自分が先頭でコーナーに侵入させて貰えました。
やはり集団の先頭は気持ちいいです。何度やっても気持ちいいです!!
まだ周回数に余裕がある頃、ホームストレートでアタック気味に加速する選手が現れました。
おそらく加速した本人は、様子見程度に先頭に上がっただけだと思います。
それでも付いていく僕は必死でした。
ちょっと格が違う選手が混じってるなとここで確認。
最終的にスプリントになった場合、今の僕ではお話にならないと感じました。
その後はどうにかペースも落ち着き、再び先頭ローテーションに入りながら最終周回へ突入。
最終周回の1,,2コーナーも集団前方でクリア出来、絶好のポジションでした。
そしてバックストレートへ。

先に確認したように、今日のメンバーでこのまま流れてスプリントに入っても僕では勝負になりません。
どこかで仕掛けないといけなかったんです。
最後の3,4コーナーが近づいてきます。その前に一か八かアタックしなければいけない。
最後のスプリントに備えてか、それほどペースが上がるほどの様子もない。
仕掛けるなら今しかない。
そう判っていたはずなのに、ラインも開いているし、もう一度加速するぐらいの脚も残っていたのに、
僕は動く事が出来ませんでした。

結局、そのまま集団前方で最後のストレートに入ります。
番手は悪くないのですが、そもそも末脚が無い僕にこの状況は既に絶望的。
やはり、レース途中で鋭い加速を見せた選手がゴールスプリントを開始。
それを追うように周りの選手も加速しました。
なんとか着いていこうとあがいて見ましたが、やはり速度が足りません。
着順争いには参加できず、集団後方でゴールしました。

先頭の集団で最後まで走れた事を思えば久々のレースとしては悪くないです。
しかし、レース途中でもうスプリントに対応できないと判っていて、
最後の周回で仕掛けるチャンスもあったのに何もせず守りに入ってしまったのが悔やまれます。
ペースが速かったワケでも脚が無かったわけでもありません。ただ勇気がありませんでした。
この辺りがやはり久々で守りに入ってしまったのかなと思うと残念です。
またこういう機会が巡って来た時にはもっと思い切って走りたいですね。
それが判っただけでも、春に向けて良い収穫を得たレースでした。
こうして学んで次に活かしていけるのが平田のような定期開催レースの良い所ですね。

さて、次回は2月、AACA出るか、平田クリテに出るかちょっと迷ってます。
現在準備中の新兵器が僕の慣れも含めてレースに使えるようならAACA
無理なら今の機材で平田って感じでしょうか。
なんにせよ、青レンジャー、一年ぶりのレース本格復帰です。
また改めて、皆さんよろしくお願いします。