ハワイ島に住んでもうすぐ18年をむかえようとしていますが、元々旅行などあまりしないし、超人見知りな愛犬チワワがいる為、仕事以外出不精な私がなぜか友人に誘われ一泊二日のディープなディープなオアフ島への旅に出かけてきました‼️

この旅の目的は、オアフ島育ちのもう一人の友人と遊ぶのがメインで、何しようか？と考えたのがハイキングとパワースポット巡りでした。

今思えば、出発前からテーマは決まっていたけど、なんで旅に呼ばれたかを知ったのは、勿論、旅の全てが終わってから。

行く前からこの旅の目的に大いなる存在から「やる気あんの？」と試されるようなハプニングもあり、一度は旅の参加を他者に譲る為に辞退した私。

自分の常識は他人の非常識、逆も然り。

よく言えば完璧主義、悪く言えば許容範囲の狭い私は、悪気のあるなしに関わらず人に迷惑をかけられると話し合って理解し合うより先に距離を置くパターンがよくある。

本当に欲しい物はどうせ手に入らないんだと諦めて、傷つく前に自分から手放して、手放したらもっと傷つくのをプライドで無理矢理ねじ伏せ強情を張る子供だった。

けれども私は「男に二言はない」を地でいく頑固親父じゃなくて、女性としての人生を満喫する為に生まれて来たんだ。

私も他の女性達のように柔軟に行動を変えたって、気分が変わったら発言を変えたって、自分の感じるままに表現したっていいんだと自分に許可を与えたい。

今までの人生、意地を張って、気が変わっても柔軟にそれを表現できず、結構損をして来た。

このままでいたい？

答えはNO❗️

私は、やっぱり行く事にした。

だって、楽しみにしていたから。

予定通り飛行機に乗り、友人と合流。

空港からチャイナタウンへ移動して、飲茶の朝ごはん、ハイキングとヘイアウ巡りを終えた後「無理かと思ったら予定通り全部廻れたねー」と三人で満足しながら、オアフ島の西側、マカハ渓谷にある閑静な住宅街のB&Bで一泊。

ここは、この旅に誘ってくれた友人の知人で、料理研究家の日本人奥様とレストラン経営のビジネスマンだったイタリア人のご主人がオーナー。

私達以外にも日本から二人の男性が長期で滞在していて、みんなでイタリアンの夕飯、ワイン、お喋り、夕日を楽しんでから部屋で休みました。

明日は帰るだけ。

………と思わせて、実は後半に最大の旅の目的が隠されていたのでした❗️

滅多に旅行なんてしない私が、この現実から引っ張り出された理由があるとは思ったけど。

実は、話が前後しますが、滞在先での夕飯までまだ少し時間があった為、チェックイン前に近くの洞窟に立ち寄ってから宿に向かった私達。

洞窟の名前の上にある、二人の人間が虹の下で手を取り合っているようなマークがまず気になりました。

咄嗟に浮かんだイメージは、タロットカードのカップの10の絵、それから調和、陰陽、天地などの統合。

これが旅のテーマだなんて、この時は気づきませんでした。

この時点では「洞窟？ジメジメしてて暗くて嫌な感じしかしない。できれば行きたくない」。

行きたくなかった理由は、私は女性としての自分、母親、姉、女性性の性質も、女性に関わる物事、女性としての人生行事など毛嫌いしてきたので、洞窟は女性の子宮を表し、パワースポットとしては再生、生まれ変わりのエネルギーだそうでエネルギーの質が嫌いだと私の無意識は教えてくれていたから。

まさに、避けたいものほど学びがあるとよく言われますが、この時もそう。

旅慣れた友人二人に半ば強制的に連れ出された私。今思えば、宿に着く前、この日のうちに洞窟に行っておく理由があったのかもしれない。

洞窟を訪れた日の夜、夜中に夢を見て起きた私。

鼻や口、眉毛などはない、のっぺりシンプルな顔に左右離れた小さな黄色い目がついた、ウルトラマンみたいな男性の顔が、宿泊中の先程一緒に食卓を囲んだB&Bのイタリア人ご主人の顔に重なる夢。

ご主人は、私達が到着する前日の雨で玄関先で転倒してしまい病院に行ったそうで、腕には包帯がぐるぐる巻きだった。

マカハは治安が悪く、その洞窟は現在は犯罪の温床になっているそうで、夕方に行ったしご主人の直前の大怪我も気になるし、夢に出て来た男の顔は不気味だし、変な霊と繋がってなければいいけど…と思いながらネットで調べていたら洞窟の伝説を見つけた。

ここは、サメの神様と人間の間に生まれた半魚人ナーナーウエにまつわる場所。

あの夢の顔

ナーナーウエだったんだ。

B&Bオーナーと顔が重なったのは、彼が私のこの旅の目的と、これから私が進む生き方の鍵を握るキーパーソンだからだと思う。

キーワードは”生まれ変わり”。

この洞窟はパワースポットなのに犯罪の温床。近づかない方がいいと思いますよね。

私も行く前はそう思った。

けれども、ジャッジする事なく何でも受け入れるのが女性性。

それならば、この場所のエネルギーは犯罪者も被害者も善人も悪人も全て受け入れる。

B&Bのご主人の話に戻りますが、彼は貧しい家庭で育った元ビジネス戦士。

若い頃は大変なハンサムで、嫉妬や裏切りに傷つき、お金しか信用できなくなったそう。

そんな彼が「初めて人を信用できた大親友」と呼ぶ20歳年下の日本人奥様と出会い「お金より人を喜ばせたい」と言う愛の人に生まれ変わったのは、ご主人の全てを受け入れた奥様の母性と女性性、愛でしょう。

現実での私は昨年から内分泌系、婦人科系トラブルで病名を特定するための検査の日々を送っている。

母が亡くなった事と関係があると直感で感じた私は、旅行に行く前に透視の先生に連絡をすると、まさに。

オーラリーディングによって分かったのは、私の第七チャクラから視床下部に入り込んで、私の人生を生きようとした母。

そのエネルギーが体の不調の原因である事を見つけ、この旅行に来る数日前に全ての母のエネルギーを取り出してもらったばかり。

母の魂には次の生まれ変わりの準備をしてもらったタイミングで、私自身も”私”として生きていく始まり。

だから、神と人間が愛し合って生まれた半魚人ナーナーウエにまつわる、生まれ変わりと再生の洞窟に呼ばれた後、母性と女性性、愛によってご主人を生まれ変わらせたB&Bのご夫妻にご縁をいただけたのかもしれない。

しかし、旅はここで終わりじゃなかったんです。

夢を見た朝、オーナーの奥様から「昨日はパワースポット廻って来たんだよね？住人以外立ち入り禁止のヘイアウが敷地内にあるから歩いて行ってくれば？あなた達はうちのゲストだから行けるわよ」と。

私達の宿泊場所はgated communityと言って、住宅地ですが敷地入り口にいるセキュリティに車の車検、免許証、保険を控えられた上、住人にゲストの確認が取れないと入れない場所です。

以前よりずっとセキュリティが厳しくなったそうで、この住宅地への入口にはヘイアウはCLOSEDとサインが貼られていた。

左右にそそり立つ美しい山肌を見上げ、孔雀の鳴き声が響く神秘的な渓谷の朝の空気を楽しみながら、歩いてヘイアウに向かう私達。

道端にヘイアウの名前と矢印の看板が出て来て、ちょっと待って！！

ヘイアウは、私の名前でした。

ハワイとご縁ができて30年の間、オアフ島でもハワイ島でも幾つかのヘイアウに行きましたが、復元されたにしても、ここまで保存状態が良い場所は初めて。

しかも、博物館の展示的な復元ではなく、リアル。

誰でも来られる場所ではないだけに、神聖なエネルギーの濃さが違う。

15世紀頃、豊穣の神ロノを祀る為に作られ、17世紀、カメハメハが全島統一の大戦争時代に戦いの神クーを祀ったと言う、こちらのヘイアウ。

豊穣？戦いの神様？？

私のツインレイは元アメリカ特殊部隊兵で、若干二十代でアフガニスタン軍長老から「兵士じゃなくて戦士になれ」と教えられ、5万人の敵と戦った強者。

40代になって軍を退役し政府のとある部署に転職した直後、コロナ禍のロックダウンで世界中がパニックだった時、コロナ感染者を拡げるのを防ぐ仕事をする為に政府から派遣され、戦場のような私の職場で見えないウィルスと体を張って戦い、私達を守るスーパーヒーローだった彼と私は出会った。

この仕事の任期が終わる前に私にプロポーズしてくれた彼は、元々新しい生活をする準備をしていて、買った農地でサイレントに入った直後に政府の仕事を辞めてファーマーになっている。

ん？このヘイアウ、私の名前だけど、エネルギーはツインレイの使命だわ

ヘイアウの前には、直径1m程の大木の切り株があり、そこに座って写真撮りなよ！と友人の勧めで切り株に近づくと、人間の顔より少し大きなハート形の石がちょこんとあった。

ヘイアウとは古代ハワイアンの寺院の跡で、こんな感じです。

宿に戻って朝食をいただき、みんなで記念撮影をしてからワイキキに向かう車中、同じ道を通っていたはずなのに昨日は気づかなかった、私と出会った時ツインレイが勤めていた政府の仕事の見覚えあるマークがついた建物がマカハの道沿いで目に入る。

周りにはたくさんの軍事施設があったのは昨日から知っていたけれど。

ええええ

このタイミングで何故、今ここで見るの？

ハワイ島では3年ぶりにツインレイが勤務していた時毎日使っていたこのマークのついた車と私の職場近くですれ違ったけど、普段毎日運転してても滅多に見る物ではない。

飛行機に乗って無事帰宅して、やっと椅子に座り、インスタに何かお知らせが届いていたので開くと、ピンクのグラデーションの空をバックに大きなハート形の石の写真が目に飛び込む。

その写真の上には、ツインレイと同じ名前のアメリカの国立公園が表示されていた。

私が、初めてヒーリングを習った世界で5本の指に入る透視能力者のアカデミーがある場所だったから覚えてる。

私の名前のヘイアウ、彼の名前のナショナルパークどちらにもハート型の石が置いてあるなんて

それを同じ日に見る偶然。

でっかいハートを貰ったみたい。

普通の恋愛が通用しなさ過ぎて、笑ってしまう。

人間と人間同士のLOVEじゃなくて、宇宙規模。

完全にお手上げ🤷🏻‍♀️

何年会えなくても、好きも嫌いも自分でコントロールする事も、忘れる事も会う事もできなくても、もう全てを完全に宇宙に委ねるしかないのですね。

オアフ島、単なる観光地じゃなくて紛れもないパワースポットでした。

ただのプチ旅がスピな展開に