私はテレビも20年以上前からほとんど観なくなって、日本にも14年帰っていないので、日本でのブームがよくわからない浦島です。

日本ではいかがですか？グルテンアレルギーの認知度。

グルテンアレルギーに私は長年気づきませんでした。消化不良や下痢って、どのくらいの頻度で起きるものか人とは比べる機会もなかったし、体調や気分の浮き沈みも個人差がある、ご飯に飽きたらパスタやうどん、市販のカレールウでカレーなど子供の頃から当たり前の食生活に疑問を持たなかったし。

長男妊娠中の17年前、妊娠後期にアメリカに引っ越して来たのですが、指の関節が朝起きると痛くて、産後は肩が痛くて腕が上がらず、住む環境、ホルモン、食生活が一気に変わったし、加齢と共に不調が出るのは仕方ないと思っていました。

最近、知り合いから骨粗鬆症でも関節が痛くなる、医者が処方した薬で治ったと聞いて私もドクターに行くのを勧められた。

ドクター曰く、骨粗鬆症は閉経後2年以降に疑われるもので、私の場合は骨密度ではなく血液検査でビタミンD不足が判明。

1ヶ月毎日ビタミンDとKを飲んだら指の関節炎が治って来た

足の親指の付け根の関節炎なんて、歩くと痛くて辛かったな。関節炎は午前中体全体がだるく動きにくいなど不調になって、気分が落ち込むのも典型的な症状だそう。

次に、火山が噴火するとVOGS(ヴォグ)とこちらで呼ぶ有毒物質を含む噴煙でアレルギーに似た症状が出て、私は目の痛み、肌の痒み、乾燥、ただれ、鼻や喉の内側の腫れと渇き、微熱、倦怠感、胃の不調、頭痛など。

噴火が止まると全て緩和する。

噴火が観測される前から噴煙は出ていて、ハワイ島の民家にたくさんあるマンゴーの木の開花、結実シーズンにマンゴー花粉アレルギーというのも重なり、これも先月ドクターに行って、まずコロナ、インフルエンザテストの陰性が確認されてから眠くならないアレルギー薬をもらい、まぁまぁ役立った。

でも、なんかスッキリしないのです。胃腸の症状。

ビタミンDが無くなったので、いつものスーパーじゃなくて今回はビタミン専門店に行ってみようと思い立ち、気になる症状を店員さんに言ってみたら「完全にそれはグルテンアレルギーよ」との事

渡された、エンザイム(消化酵素)は、私の症状をほぼカバーしていて、グルテンの他に乳製品に含まれるラクトースも消化を助けてくれる酵素。あとは私の体が消化するのが苦手なグリーンサラダも食べたいなとリクエストしていた。

これを毎食前に飲んで数日で消化不良による下痢、体のむくみ、体内炎症が治って、すごく体調が良い。何よりもアイスクリームを食べても下痢しなくなった。お腹の冷えだけじゃなくて、ミルクのラクトースによる消化不良だったのです。

こんなに沢山の酵素！

元気が戻り、日中常にあった酷い眠気、倦怠感、無気力、鬱っぽい気分も無くなり、上司に「あなた、どうしたの？すっごい体調良さそうだね」と驚かれるくらい回復。確かに体が軽くて、化粧のノリが良くなり、化粧をする気力も戻った

思い返してみれば、私の母もよくトーストしないパンは胸焼けするから食べられないと言っていて、毎朝下痢していた。

私もパスタを食べると胸焼けするのはトマトの酸やチーズだと思っていて、年と共にバターや乳製品も避けていたけど、エンザイムのお陰で普通に食べられる。

グルテンアレルギーは小麦粉や大麦、ライ麦などのタンパク質を消化できない体質で、アメリカでは一般的です。

醤油、オイスターソースまでグルテンフリーがあり、食べ物にはグルテンフリーの表示、シールが貼られて選びやすくなっている。

GF=ガールフレンドじゃなくて、グルテンフリー。

ワカメ入りキムチ。勿論GF

お煎餅もGF

Flourless=小麦粉なし。生チョコみたいなケーキ。スポンジケーキより濃厚なのに胸焼けしないし美味しいですよ！

アメリカ人でグルテンアレルギーの人がみんな考えるのは「日本食なら食べられるかもー」

しかしですね、私達日本人に身近な調味料にもグルテンは含まれるのです。

製造過程で小麦や麦のタンパク質を含む味噌、醤油、オイスターソース、穀物酢、穀物酢から作られたマヨネーズなども対象に。簡単だから朝食に食べる穀物系シリアル(ライスパフは大丈夫)、健康そうなイメージのライ麦や全粒粉のパンなどもアウト。

調味料に関しては、表示成分、材料をよく読まないとなりません。同じ調味料でも日本の伝統的な製法のものは大丈夫かもしれないし、逆にダメかもしれないから。

私は、根菜類の味噌汁で腸をデトックスする時の味噌は麹が多い白味噌を使うようにして、酒粕も足してグルテンを減らすようにしています。

一時期、食べられる物が何もなくなっちゃって、どうにかしたくても医者はグルテンアレルギーは教えてくれませんでした。あくまでも血液検査やウィルス検査の結果に基づいて治療するからです。

それでですね、この日中のひどい眠気や倦怠感、鬱症状、食生活の変化、皮膚のただれや抵抗力の低下による蕁麻疹、アレルギー症状、関節炎、風邪っぽい症状など一見するとアセンション症状と言われているものと似ていませんか？私はそれも疑っていました。

でも、いつか収まるアセンション症状を我慢して回復を待つより今すぐサプリメントで治るグルテンアレルギーかもしれない場合がありますというお話でした。

小麦粉には中毒性があるそうで、砂糖もなので、どちらも好きな私は完全に食べるのを辞めるよりは消化酵素やプロバイオティクス+プリバイオティクス(腸内でプロバイオティクスの餌になる)を飲んで、クッキーやケーキ楽しみたい。

そうしてるうちに、私のエネルギーが変わって砂糖を食べたくなくなる時が来るかもしれないですしね。

アセンション症状？！グルテンアレルギー