ネットショップで使うイラストを作りたい!と思って。

女性らしい
薔薇
可愛すぎず、かっこいい感じ
高級・高貴な感じ

コンセプトを考えて、イメージして。



でも、いざキャンバスを目の前にすると、頭が真っ白になる。
頭のイメージを、転写できない。
そもそも、頭のイメージもぼんやりしていて、何が正解かわからない。



…何が「正解」か。
私は怖かったんだろなあ。









作品を創り出す、表現する、のは好きだ。
小さい頃から書道をしてきたから、如何に綺麗でバランスの取れた字を書けるか。



だから、先生の添削が怖かった。
できてない自分が見えてしまう。



中高吹奏楽部でも、そうだ。
オーディションがあって、コンクールメンバーに選ばれるために必死に練習した。
アンサンブルでは、人数少ないからミスしないようにしなきゃいけない。



他人から評価されたり、批判される環境に長く居すぎた。



それは、学校のテストや仕事の報告書もそうなんだけど。
それらは、模範解答というか、正解があるんだよね。



そういう環境に身を置いていたから、創作活動においても同じ感覚でいたんだ。



私が「これがいい!」「これを表現したい!」という気持ちに対して、「もっとこうした方がいい」と言われた時の気持ち。



あー、これを、自分の中で絵を描く前に先にやってたんだ。
始める前に自問自答して否定する、この感じ。



ようやく、ようやくね。
ブログで「文章を書く」ってのは、すんなりできるようになってきたのよ。



それを、イラストだと、できない。
もどかしい。悔しい。イライラする。



まだ私の中に、他人を入れてるね。
私より若いのに素敵なイラストを描く絵師さんや、YouTubeで観たイラストメイキング。
日頃読んでる漫画や、憧れの漫画家の先生。



うん、うん、
そうだよね、、どうしても上手く描きたい!って気持ちになってしまう。



私は今、その段階なのかもしれない。
自由に描ける日は、必ず来るから。





この絵も、色塗りしたかったのに。
…できなかったんだよなあ。



その時はその時。
引きずらなくていいし、大丈夫。