今日は予定よりも仕事が早く終わった。
7時前に上がったら西の空はまだまだ明るい。
雨が降らないという予報だったので、スニーカー履いてロードで出勤。
片道8kmに満たない距離なので、ハーフバンツにTシャツそしてメッセンジャーバッグ。
舐めた格好だけど、ヘルメットとグローブは当然着けてますよ。
このまま真っ直ぐ家に帰ってしまうのはもったいないな。
だったら自宅よりも職場からの距離が近い彩湖に寄り道してみようか。
到着してみると、すでに駐車場のゲートも閉められているので人はほとんどいない。
自転車も見当たらない。
昼間もこれくらい人も自転車も少なければ、気兼ねなく走れるのにな。
ふと、不謹慎な考えが浮かぶけれど否定する。
いやいや、ここは公園なんだからさ、楽しく過ごす老若男女が必要でしょ。
最近の殺人的な暑さを考えると、この時間は避暑地のように過ごし易かった。
でも、これより遅い時間になると度が過ぎるほどに明るいライトが必須。
実質的に薄暮の時間を楽しめたのは30分と少しだけ。
灼熱地獄と漆黒世界に挟まれた時空間。
今夜からは再び梅雨空に戻る予報だから、きれいな夕陽は期待していなかった。
夕陽は見れなかったけれど、昼とも夜とも違う貴重な時間を楽しめた。
ロードバイクに乗っているとお金じゃ買えない景色に出会うことが多くなる。
同じ景色や同じ空の色って、そう簡単には巡り会えないと思うんだ。