「波紋」 2023.5月公開


主演の筒井真理子さん、光石研さん。

どちらもかなり好きな俳優さんなのと、そのふたりを含めキャストが名バイプレイヤーしかいないってとこにめちゃくちゃ惹かれました。

そしてハズレなく面白かった。


"絶望を笑え"


まさに終始心の中でふふっと笑う感じ。

抑圧されてきた依子(筒井さん)が静かに反撃し出し、ずっと感情を押し殺してきたけれども最後夫の出棺時のアクシデントに高笑いしたのが爽快でもあった。

筒井さんのフラメンコかっこよかった。


演者みんなの芝居に安定感があるので気持ちが切れることなく楽しめました。


U-NEXTで、「波紋」エピソード0として筒井さんと光石さんが作品のことを語ってますが、やっぱりおふたりとも魅力的な方でした。


民放ドラマも観ますが、わたしが観る作品に筒井さんよく出てます。なので、最近切れ間なく筒井真理子さん観てる気がします。

て言うか、今期月曜22時〜「春になったら」見てるけど、筒井さんと光石さんどっちも出ててウケるわー。


荻上直子監督の作品をわざわざ選んだワケじゃないのに、「川っぺりムコリッタ」「彼らが本気で編むときは、」も観てた。

何か惹かれるものがあるんだろうね。

どれも静かな時間の積み重ねの中にも最後にはすっごく心に残る、というか後を引くそんな作品だと思います。