お久しぶりです。
1年半、ブログの更新がなかったのは、ブログを更新する気力がなかっただけです。
神経症という病気を持っていますから、そんなこともあるわけです。
でも、最低限の家事はこなし、アンズといっぱい話をし、いっぱい笑っているので、心配しないでくださいね。

アンズはこの3月で無事通信制の高校を卒業しました。
友達もたくさんできて、楽しい高校生活を過ごすことができました。
でも、そんな中でも調子を崩し、辛い時期もありました。
本人も、学校の先生も、心療内科の先生も、私も、
「もう学校に行かれないんじゃないか。」と思ったことは何度かありました。
「もう、全部やめちゃいたい。」そう言って泣いたこともありました。
でも、それは本心ではないと私は思っていました。
アンズは諦めませんでした。
何日か休むと、自分の夢のためと、友達に会うために、また学校に行きました。

卒業式の数日前、アンズは言いました。
「私の高校生活は虹色だった。」と。
私が、
「色々なことがあったからね・・・・。
辛いこともたくさんあったけれど、虹色なの?」と聞くと、
「学校に行くのも、行かないのも、辞めたのも、自分で決めたから。
だから虹色なんだよ。」
私はアンズに「学校に行きなさい。」と言ったことも、「行かなくていい。」と言ったこともありません。
その他、「あれをしなさい。」「これをしなさい。」とも言いません。
本人の辛さは本人にしか分からないからです。
「だってあの時お母さんが言ったから。」と、後悔させたくもありません。
自分で決めたことは例えうまくいかなくても、自分の責任だから、納得できると思うのです。
だからアンズがそう言ってくれたことが、とても嬉しかったのです。