河津桜の原木を後にして、
桜まつりメインの並木道へ向かうことに
なんだろう?八朔かなぁ???
若干道に迷いつつも、無事に並木道に到着。
笑まんとす 睦月の河津桜かな
俳句手帳に書き込みました
桜祭りに向けて、屋台の建物建設中でしたよ
お祭りのころは賑わうのでしょうね
並木道を歩いて駅に戻ろうとすると、ある看板が。
『栖足寺橋渡ってスグ』
むむっ!スグなら行ってみよう
ということで、お寺へ。
橋を渡ると、ほんとにスグのところにお寺さんがありました。
恐る恐る、お寺の中へ
和尚さんがにこやかに迎えてくださいました
カッパにゆかりのあるお寺だそうで…。
わかりやすい。
お寺の入り口にもありましたが、
悪さをして村人に殺されそうになった河童を栖足寺の和尚さんが助けて、
そのお礼に河童が「かめ」を持ってきたんだそうです。
河童は住み慣れた河津川を離れますが、その「かめ」からは不思議と川のせせらぎが聴こえるんだとか
心地よい川のせせらぎの音で、人々の心も安らぎ争いごとも少なくなったそうです
なんだか愛おしくなりました
ギャラリー河童にはいろいろな河童の作品が展示してあって、
みなさんもきっと心癒されるはず
そしてその噂の「かめ」がこちら…!!!
約700年前の「かめ」らしく、
当時はろくろがなかったので棒状の粘土を積み重ねて積み重ねて作ったのだとか。(なので、表面がボコボコしています
さて、いざ音を聴かん…
!!!
聴こえたっ!!!
壷って、口から普通に耳を澄ませても「ゴー」という音が響くのだそうですが、
それとは違う音が!!!
なんだか遠くの方で高音のせせらぎが聴こえてきたのです!!!
コポコポコポ…みたいな(「ラ」の音だった気がする…(笑)( ̄▽ ̄))
すごく貴重な体験をさせていただきました
河童さんは、
『この音を聴いて私を思い出してください』
ということと、
『この音が聴こえる限り、私は元気にしています』
ということを和尚さんに伝えて去っていったのだとか
今でもきっとどこかで元気に暮らしているのかな…
お寺には河津小学校の子どもたちが描いた絵も展示してありました。
「河童のかめ」のお話で、それぞれ印象に残った場面を絵に描いてほっこり
こうして栖足寺と河童のお話が
次の世代にどんどん受け継がれるといいですよね
私も心に刻んでおこう
お寺にはグッズもいくつかありました
河童ちゃんがかわゆい
またお邪魔したいな
栖足寺を後にして、河津駅に向かった私なのでした
その6へ続く