禁断の恋

皆様こんにちは、東ひかりです。

今回も、ターミナルケアでのお話です。

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この方は90代の男性で、息子さんが1人で看ておられました。

私は1ヶ月ぐらい毎朝行かせていただき、排泄介助やお体拭いたりというケアをさせていただきました。

初めにお伺いしたとき、一度だけ意識があって、よろしくお願いしますとおっしゃっていただいて。その後はほとんど昏睡状態みたいな感じで、言葉を発することはありませんでした。

すごく不謹慎と思われるかもしれないですが、

その男性は90歳を超えて寝たきりでした。にもかかわらず、ときめくんですよ。

本当に不思議な経験なんですけど。

ご様子が、すごく男気がある、男らしい！って方で。

そんなの、会話もできないのにわかるのかな？って思いますよね。

私だけかな？と思っていたら、看護師さんもすごいときめくとおっしゃっていて。

その現場は「NPOいのち」という看護師のステーションで、いだきしん先生が理事として関わっておられていました。

いだきしんさんが関わられる現場って、亡くなるときのお顔がきれいというか、

本当に安らかで。亡くなった後、昏睡状態でおられた時とは全く違う顔になられるんです。

次回、続きをお楽しみに！