ハロウィンな夜
10月も後半に入りました。
教育実習は着々と進み、
2週目の英語の授業を
担当教諭について
学び始めました。
学校の独特の体制や常識に
度々戸惑いながらも
なんとか、
こなしていました。
でも
子どもたちは
相変わらずかわいかったです
休み時間になると
はっちー
はっちゃんと
集まってきて
勉強教えて、
宿題わかんない
グループLINEから外された
悪口言われた
好きな人できた
彼氏できた
などなど
おしゃべりに
きてくれました。
『はっちーって
なんか先生っぽくないよ
お母さんみたい!』
なんて言われながら、
見つからないように
ハグしたり、頭なでなで
してました
可愛くて仕方なかったです
高校の英語の先生じゃなくて
中学校にしようかな?
そんな思いが出てきました。
担当教科の先生は
私より少し年上の素敵な女性でした。
教育実習では、
だいたい
中堅の先生が担当教諭になります。
30代前後かな。
私がアラフィフなので
担当する教諭に難航したみたいです。
すみません
来週からは授業実践です!
担当教科 1時間、
道徳の授業 1時間
これが普通の授業実習なのですが、
私は頼み込んで
13時間
やらせてもらうことになりました。
来年は臨時教員になろうと
決めていたからです。
授業をどんどんやって
経験を積んでおきたいと思いました。
どうやって授業を作ろうかな?
ワクワクしながら
教科書や問題集
授業案を
ネットで探し
家の部屋で
案を練ってしました。
ガサガサガサ
なんか変な音が壁からします。
ん?
壁をどん!と叩くと
音はおさまりました。
しかしまた
ガサガサガサ
『〇〇太
いつもこんな音がするの?』
下の子
『うん。ネズミでもいるんじゃない?』
ネズミかあ
今度ロックな旦那さんに
伝えなきゃ
そう思って
気にしないようにしました。
あるとき、
エアコンの下の
窓の溝を見ると
小さなコウモリの
死骸が落ちていました。
『ネズミじゃなじゃくて
コウモリかも!』
そう思い隣の部屋の窓から
身を乗り出して見ると
エアコンの外に出ている配管のすき間から
コウモリが出入りしていました。
これか!
私はコウモリが外に出かける
夜を待ちました。
夜の8時
そろそろみんな出ていったかな?
壁に耳をつけて
中の音を聞いても何もしません。
よし!
帰る家がなくなって
コウモリには気の毒だけど
ごめんね。
私はスポンジを切って
エアコンのホースのすき間を
埋めました。
ガサガサの音は無くなりました。
ホッとして
明日の準備をすると眠りにつきました。
夜中の3時
なに?
羽音がします。
バサバサバサ〜
バサバサバサバサ〜
寝ぼけながら
ダイニングキッチンに行くと
ぎゃー!
コウモリが6羽
飛び回っていました。
『〇〇太!〇〇太!
起きて!大変!コウモリが!』
下の子を無理やり起こしました。
下の子
『お母さん!ぼくこっちから追い立てるから
玄関開けて!』
玄関を開けた後、
コウモリを追い出すために
バスタオルをブンブン振りました。
なかなか出ません!
4羽出た
と思ったら
2羽
増えてました。
続々とエアコンから
コウモリが顔を出します。
追い出しても
追い出しても
出てくるコウモリ
何人家族なんだよ〜〜〜
下の子と二人で
ようやっと全てのコウモリを
玄関から追い出し
時計を見ると
朝の5時・・・
目を真っ赤にしながら
学校に着くと
子どもたちが
はっちー
今日はなんか
おばあちゃんみたいな顔に
なってるよ!
と言われました。
アラフィフの体に
徹夜作業はまじしんどいです・・・
つづく
明日も良い日になりますように