2023年5月に

リンパ浮腫専門のクリニックで

診察を受けたときのお話です指差し



前回のお話




その前に…

あらためてリンパ浮腫のことを

少し書いてみます気づき



リンパ浮腫について

リンパ浮腫を知らない方もいると思うので

参考画像を載せますね。


重症例

画像引用元:むくみクリニック



 


リンパ浮腫とは、がんの治療部位に近い腕や脚などの皮膚の下に、リンパ管内に回収されなかった、リンパ液がたまってむくんだ状態のことをいいます。 

この症状は発症すると治りづらく、進行しやすいため、むくんだところが重くなる、関節が曲げづらくなるなど、生活にも影響することがあります。

引用元:がん情報 




がんの手術の際にリンパ節郭清をすると

術後何年経ってもリンパ浮腫を発症する

可能性があります。


なかでも術後1~2年ぐらいで

発症することが多いそうな。

 

ちなみに私は術後1年弱での発症でした泣くうさぎ

 



リンパ浮腫の検査


初診ではリンパ管の状態を確認する

ICGリンパ管造影検査

超音波検査を受けました。

 


ICGリンパ管造影検査は

足指のつけ根に注射して

造影剤を入れます。

ヨードアレルギーがあるとできません



ちなみに一瞬チクッとするだけで

そんなに痛くないですデレデレ

 

こんな感じ↓


 

 診察室の照明を消してライトを当てると

リンパの流れがわかる優れもの照れ



 画像引用元:国際リンパ浮腫センター 



検査をすると、リンパ液の流れが停滞し

漏れ出していることがわかりましたポーン

 


太もものリンパ管は 

上の画像の右から2番目のように

もやもやと白く見えましたゲッソリ

 


続いて超音波検査で

太ももつけ根のリンパ管の状態を確認。


閉塞はないけど

拡張していることがわかりました。



検査の結果

私の脚はⅡ期の早期と診断されました。


リンパ浮腫の病期(進行度)は

4期に分けられます。



先生からはこう言われました。


Ⅱ期の早期なら手術をすれば

弾性ストッキングを履かずに

生活できるようになることもあるよ。


今ならまだその話ができる段階だから。



Ⅱ期と診断されて

思っていたよりも進んでいたことに

少しショックを受けましたが

先生のこの言葉に励まされました気づき



私はその場で手術を受けると決めて

手術に向けて血液検査をして

クリニックをあとにしました。




これまでは自覚症状や

主治医とリンパ浮腫専門の看護師さんの

触診だけでリンパ浮腫と診断されていたけど。


その場で見てわかる検査を受けたことで

自分の脚の状態がわかって

気持ちがすっきりしました。




不安になるのって

わからないこと

原因だったりしますよね真顔


検診でひっかかって

精密検査の結果が出るまでとか。



なので

「これってリンパ浮腫かな?」とか

「圧迫療法と手術、どっちがいいかな?」

とか迷ったり悩んだりしたら、


まずは検査を受けることを

おすすめします。



自分の脚の状態を知ってから

どうするか考えればいい。


私はそう思います花




ちなみに

リンパ浮腫の検査を受けられる

病院を探すときは、


ICGリンパ管造影検査+お住まいの地域

で検索すると探しやすいです。



リンパ浮腫外来で検索すると

自費診療のリンパドレナージなどが

ヒットすることが多い気がします。





余談ですが

私の自覚症状をまとめてみました。



脚のサイズが太くなったこと

(両脚とも太ももが4〜5cmサイズアップ)


脚に触れたときのプヨプヨ感


朝でも靴がきつくなった


脚が重くてだるくて痺れがある


鼠頸部が浮腫んでモリモリしてる



ほんの少しでも

参考になれば嬉しいです花