2022年の闘病を振り返っています指差し


【2022年12月31日】


大晦日。

病室はどこもガラガラ。


私がいた6人部屋は2人だけ

両隣の病室も1人か2人だけ。


とても静かです。


スタッフ数も絞っているので

ベテランの看護師さんばかりでした。



病院は年末年始のお休み中なのに

外科の先生が来てくれましたお願い


看護師さんいわく

外科の先生は病棟に来てくれる率が

けっこう高いらしい。


そしていつも忙しそうだと。


「先生、大晦日なのに来てくれるなんて

すみません」と言うと


「心配だから来たんだよ」と

当たり前のことのように言ってくれました泣くうさぎ


なんてありがたい泣

感謝感謝ですお願いキラキラ


そして、手術創を保護していた

白いスポンジがついたテープを

取ってくれました。


おヘソのとこが一番出血してて

少し怖かった。


手術創には

サージカルテープのようなものが

貼ってありました。


そのテープは自然に取れるまで

貼ったまま。


今日からシャワーしていいよと

嬉しい許可をもらいました飛び出すハート


やったー!

そっこーでシャワーの予約を入れました!


シャワーってなんて気持ちいいのピンクハート

幸せ絶好調です飛び出すハート



午後になって

急患の方が同室に入院されましたびっくり


大部屋なので

プライバシーはゼロ。


どうやら腸閉塞の患者さんのようです。

大晦日に緊急入院なんて大変だ無気力



私はというと

術後に高カロリーの栄養点滴を

するようになってから、

お腹が空いて食欲全開で

ずっと食べることばっかり考えてました笑い泣き


やっぱり血糖値が上下すると

空腹感があるんだなぁと実感。


気晴らしに院内のコンビニへ

雑誌や本を見に行けば、

からあげくんの匂いがして

猛烈に食べたくなるし滝汗


ゴディバとコラボしたチョコケーキが

目に入って、くーっ笑い泣きてなるし。


つらい真顔


また悪いことに

食事を下膳するカートが

私の病室の前に置いてありました。


ちなみに私は廊下側のベッド。


そして、犬並みに鼻がいい私真顔


夕食は年越しそばと

蒸しケーキが出たらしいチーン


いい匂いにつられて廊下に出ました笑


下膳されたトレーには

手つかずのエビ天(エビ大好き!)や

個包装が未開封のままの

蒸しケーキがたくさんありました酔っ払い


廊下には私一人。

思わず周りをキョロキョロ。


めちゃくちゃ挙動不審滝汗


今ならエビ天食べてもバレないんじゃね?


蒸しケーキをこっそりポッケに入れても

バレないんじゃねニヒヒ??


本気で考えました笑い泣き笑い泣き笑い泣き


喉から手が出るほど欲しいって

こういうことね。


勉強になるわー真顔



アブナイアブナイ。。


カートの前で、しばし佇んだけど

すんでのところで思い留まりました真顔


こっそり何か食べて体に不調が出たら

絶対バレちゃうもんね笑い泣き


この歳(当時44歳)で

盗み食いしたとかバレたら

その後の入院期間は赤っ恥よーニヤニヤ


のちのちまで語りつがれちゃうわ真顔



毎日10本ぐらいの点滴に

24時間つながれてたけど

点滴じゃなくてごはん食べたい!


プラスに考えれば

食欲があるなんて元気でサイコーピンクハート


腸の縫合した部分が

早くしっかりくっつくことを祈るのみお願いキラキラ



夜は小さなテレビで紅白かー

病院で年越しなんて。


貴重な経験ながら

寂しくも思ってたんだけど。


友だちとラインしてそう告げる私に

「年越しなんてどこでしたって一緒だよ」

と目から鱗の返信が来たポーン


もちろん家で年越しのほうが

いいに決まってるんだけれど笑


この友だちは高校からの男友だち。


私が抗がん剤治療が必要になったときは

副作用が出たとしても

「しんどいのは効いてる証拠」

と背中を押してくれたり、


治療の副作用で寝たきりになって

緊急入院したときも

「きっと女性にはしんどいよね。

でも、はるかは強いから大丈夫!」

って励ましてくれた。


このとき、単純な純粋な私は

「あっそうだ!私は強いんだ!」って、

あまりのしんどさに忘れてた

強い自分を思い出したりしてグー


いつも飾らない短い言葉で

私をはっとさせてくれましたキラキラ


大病すると些細な言葉で傷ついたり

嫌な気持ちになったりすることがあるけど


友だちからの言葉で

嫌な思いをしたことは一度もなかった照れ


表面的なことじゃなくて

私の本質を知ってくれているからかな。


ありがたい存在に感謝した夜でした花