2022年の闘病を振り返っています
【2022年12月27日】
昨夜は手術が終わった時間が遅かったので
麻酔が効いたまま眠れた。
けど、朝は気持ち悪くて目が覚めた
イレウス管は入ったままだし
とにかく苦痛
朝イチで外科の先生が来てくれて
前日の手術内容を簡単に説明してくれた。
手術説明のときに言われた診断名は
癒着性腸閉塞
手術内容は
腹腔鏡下腸閉塞解除術
場合により開腹移行
場合により小腸部分切除
実際の診断名は
放射線性腸炎による
多発腸管狭窄・腸閉塞
手術内容は
開腹 小腸部分切除術
回腸・横行結腸バイパス術
先生いわく
想定よりひどい状態だったと
放射線によって
腸管が狭くなっている部分が
いくつもあって
さらに腸管がおだんご状の塊になっていて
それが二つもあったらしい。
一塊は切除したけど
もう一塊も切除してしまうと
短腸症候群になってしまい
ごはんが食べられなくなって
一生点滴で生活しなくちゃいけない
森さんの年齢でそれは酷だから、と
一塊は残したまま
バイパス術をしたらしい。
私の腸の状態
放射線治療が終わってから
まだそんなに経っていないのに
こんなにひどい状態は
見たことがないって
そんなこと言われても
どうすりゃいいの
運が悪かったら…と言っていた
運が悪い方になってしまったとか
いろいろ言ってたけど
とにかく悪い状態だったことだけはわかった
詳しくは今日でもいいし
また後できちんと説明するとのこと。
がんの手術のときに
ドレーンが痛すぎてイヤだったと
先生に話したのを覚えてくれていたようで
「本当はドレーン入れたかったけど
入れないでなんとかしたよ」って。
それだけが救い
腸を繋いだ部分の治りを早くするために
今までよりも高カロリーの栄養点滴を
するそうで。
そのため腕からではなく
首から点滴を入れるので
朝イチでルートをとると言われた
めちゃくちゃ気持ち悪いのに
イレウス管を入れた放射線科の処置室に
朝からストレッチャーで移動。
首に点滴ルートをとって
たぶん糸で縫って固定してあるみたい。
痛み止めを使ったのか覚えてないけど
痛みはなかった。
ただただ気持ち悪くて
早くベッドに戻りたかった
レントゲンも撮る予定が入ってたけど
気持ち悪くてムリ
一旦病室に戻ってもらった。
気持ち悪すぎて
ストレッチャーをゆっくりゆっくり
押してもらったけど、
病室に戻ってベッドに移る前に吐いた
麻酔の副作用がほんときつい。
イレウス管が入ってるから
体を少し横に向けることもできなくて
身の置き所がなかった
お願いだから早く時間が過ぎてほしい
開腹だけじゃなくて
始めはは腹腔鏡でチャレンジしてるから
がんの手術のときより
手術創が多い分、痛みも強い。
気持ち悪さが全然治まらないまま
夕方になり、
看護師さんが申し訳なさそうに
「レントゲン行ける?」と声かけに来た
行きたくないけど仕方ない。
ストレッチャーより車いすの方が
気持ち悪くならないかもと言われ
車いすで連れてってもらった。
レントゲンは横になった状態と
起きた状態の2回撮る。
体を横にしたり起こしたりで
気持ち悪さがピークに
レントゲンを撮り終わって
車いすに座るとまた吐いた
ただただ辛いだけの一日。
夜も眠れたら楽なのに
半分も眠れないまま、ひたすら耐えた