前回の続きです![]()
私が無償でやってきたあれこれ
定期的な除草作業や防草シート張り
司法書士との打ち合わせや細かなやりとり
相続人に何度も手紙を出したり
不動産の解体費用の見積もりや査定
不動産売却のために
一旦私の名義にするための譲渡証書を
相続人に書いてもらったり
弁護士と調停の打ち合わせや
調停での相手方のいちゃもんのような
主張を聞いて怒り沸騰したり
(私は弁護士から報告を聞くだけだけど
これが本当に腹立たしかった
)
調停が終わってからも
司法書士と相続登記のやりとり
再度不動産の査定や契約
測量の立ち合い
今までご迷惑をかけたご近所への挨拶
などなど
そして最後の締めとして
調停の審判書や不動産売却資料のコピー
売却代金から控除する費用の計算と
資料のコピー
全相続人の法定相続分の計算
これらを全相続人に郵送
(調停の相手方へは弁護士から郵送)
ちなみにこれらの資料↑は
1人あたりコピー用紙両面40枚分に
及びました。
お金のことだからちゃんとしないとね![]()
そして!
振込先口座の連絡を受けて
送金して完了!
ここまで。
この最後の締めを
HEATHの献花式に行った翌日から
2週間近くしていました。
なんせ人数が多いから
時間がかかる![]()
まだ数人からの連絡待ちですが
ほぼ終わりに近づき
ここ1週間ほどは疲れでぼけーっと
してました。
労力に見合わない赤字の遺産
こんなに大変だったのに
弁護士代や郵送費用は自腹で
法定相続分から1円も多くもらってないし
遺産が入っても結局マイナスだし
正直バカみたいだなぁと何度も思ったし
何度も投げ出したいと思ったけど
母からの最後の頼まれごとだと思って
その気持ちと責任感だけで
最後までやりきりました。
最後の締め作業は案外楽しかった
私が仕事から離れて約1年経ちます。
大量の資料コピーは
家庭用コピー機なので大変だったけど
いろんな計算とか資料づくりは
久々の仕事みたいで
工夫を凝らすのがなんだか楽しかったです![]()
早くまた仕事がしたいなぁ。
で!ちょっと愚痴聞いてほしい
愚痴りたいのは
面識のない相続人から届いたメールのこと。
先日受信したショートメールを見たら
書かれていたのは振込先口座の情報のみ。
◯◯銀行 ◯◯支店 口座番号◯◯ 名義◯◯
ほんとにこれだけ。
誰々です、と名乗りもせず
よろしくやありがとうの一言もない。
なんとも不躾なメール![]()
私は機械ではない。
ふざけんなー!
同じパターンの人がもうひとりいたけど
なんなの?
他にも面識のない相続人は
電話で連絡してきても口座情報だけ伝えたら
「じゃそういうことで」って人が大半。
そういうことって
なんじゃこらーーーーー!
お願いしますぐらい言ってくれ!
そしたら気持ちよく送金できるのに。
始めはただの事務作業と割り切って
淡々とこなしていたけれど
そんな人が多くてうんざりしてきた私![]()
だんだんブラックな私が出てきたYO![]()
良識のない人には
振込一覧表の名前の横に
赤ペンでバツ印❌をつけてやったぜ![]()
めっちゃ小さい閻魔帳![]()
暗っ!私暗っ![]()
でもね、悪いことばかりじゃないYO![]()
面識がない人でも
労いの言葉をかけてくれた人もいたし
わざわざ贈り物を送ってくれた人もいて
そんなときは苦労が報われる思いがして
本当にありがたいと思いました![]()
相続登記が義務化されます
とっても大変な相続騒動だったけど
いろいろ調べて勉強にもなりました!
いま全国的に空き家問題は深刻で
空き家対策のひとつとして
令和6年4月1日から相続登記(名義変更)が
義務化されます。
